告白 湊かなえ

衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、2009年第6回本屋大賞受賞のベストセラー


 
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。デビュー作で「イヤミス」読んだあと嫌な気持ちになるミステリーの第一人者として名高い。
嫌になるのはミステリーなのに人が隠しておきたい、言いたくない、見せたくない真実を鋭く指摘するからです。
 

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