レミゼラブル  ヴィクトルユゴー

少年少女文学から簡易版まで様々な形で表現されている為、ストーリーを知らない人はいない名作です。


 
パンを盗んで投獄されていたジャンバルジャンが、一夜の宿を求めて教会に泊めてもらい、銀の食器を盗んで捕まるが神父に赦される、ということから真面目に生きることを決意する。というくだりは誰でも読んだ事があると思います。
その後事業を始めて成功し市長になったジャンバルジャンのことをジャベール警部が疑うところから話は展開していきます。
「フォンチーヌ」「コゼット」「マリユス」「プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩」「ジャンバルジャン」の5部からなる長編です。
倫理的・哲学的テーマを多く含み一言では言い表せない小説です。
映画やドラマなど数多くの形態で表現されてるのもこの小説の深さを物語っています。
 

レミゼラブル106景  鹿島茂

レミゼラブルの挿絵を紹介しながら時代背景と共にレミゼラブルを語る


 
あまりに有名であまりに原作を読んだ人の少ない小説を挿絵と共に味わう作品。
19世紀フランス社会がこの文学を生んだことがよくわかります。

 
何回も映画化されていますが、直近ではヒュージャックマン アンハサウェイ アマンダセイフライド ラッセルクロウのこのミュージカルが大ヒット

レミゼラブルの世界 西永良成

最も最近レミゼラブル5巻を訳した訳者による解説


 
Les Misérables にビクトルユゴーが込めた思いを訳者が解説しています。
小説を読んで気になるこの小説の哲学的部分を具体的に説明しており、レミゼラブルへの思想入門書となっています。
 
何回も映画化されていますが、直近ではヒュージャックマン アンハサウェイ アマンダセイフライド ラッセルクロウのこのミュージカルが大ヒット
この映画のクライマックスと言える民衆の歌
Les Misérables=悲劇 まだ終わっていません 今年公開の映画

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