「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?
2026-01-22 (Thu)
こんにちは!ODCです。
八雲さんのお話を続けます。
『クレオール料理』が出版されて、ちょうど139年後の2024年。
岡山で面白いイベントが開催されました。
そのイベントとは…
岡山市の西日本調理製菓専門学校が、『クレオール料理』の
レシピを再現し、試食会を実施したのです!

出典:https://www.irasutoya.com/2013/11/blog-post_9292.html
西日本調理製菓専門学校の校長先生は、
何と小泉八雲さんの熱烈なファンだったそうです(*^^)v
『クレオール料理』は、今から30年ほど前に
アメリカの古本屋さんで購入されたとのこと。
それから時は流れ、2024年の夏。
校長先生は、交友関係にあった小泉凡(ぼん)さん
(八雲さんの曾孫で小泉八雲記念館の館長)から、
連続テレビ小説「ばけばけ」が始まることをお聞きしたそうです。
そこで校長先生は、「八雲さんのグルメな一面を紹介することで、
様々な人が彼の作品に関心を持つのではないか?」
とお考えになりました。
こうして生まれたのが、クレオール料理の一種である、
ポテトパンの再現・試食イベントだったのです(・∀・)
参考:https://maidonanews.jp/article/15514157

出典:https://maidonanews.jp/article/15514157
ふわふわで、見るからに美味しそう(^◇^)
販売会も好評で、始まって早々に売り切れたそうですよ。
「食事」の視点から、時空を超えた岡山と八雲さんのつながりを
見つけることができて、びっくりしました!
八雲さんの愛がつまった『クレオール料理』、
皆さんも、ぜひ読んでみて下さいね^_^
2026-01-22 (Thu)
こんにちは!ODCです。
まずは、小泉八雲さんに関するクイズから。
八雲さんは来日する前、アメリカのニューオーリンズで記者として働いていました。
その頃に書かれた意外なジャンルの本があるのですが、一体何に関する本でしょう?
A 料理に関する本
B 占星術に関する本
C 経済学に関する本

ニューオーリンズのバーボン通りとフレンチ・クオーターの様子
出典:https://www.istockphoto.com/jp/search/2/image-film?phrase=
%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%
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正解は…
「A 料理に関する本」でした!

出典:https://latelier1959.com/news/2017/07/–03010.html
この本の題名は、『クレオール料理』。
八雲さん渾身のレシピ本です(*^^)v
彼は、世界でクレオール料理を紹介した人 第1号なのです!
クレオール料理とは、ヨーロッパをはじめ、アフリカ、
アイルランド等の食文化が融合して誕生した料理のこと。
スパイスにお米、野菜や魚介類をふんだんに使うのが特徴です(・∀・)

出典:https://world-food.info/creole-cuisine
ニューオーリンズは、古の時代よりヨーロッパによる植民地化や
ハイチからの移民、アメリカによる買収等、
多くの出来事に見舞われました。
その時に様々な文化が持ち込まれたことで、
クレオール料理やジャズが生まれたり、
ブードゥー教が広まったりしたのです。
このような地域で青年期を過ごした八雲さんだからこそ、
多文化を敬う姿勢が自然と養われ、
日本独自の文化や風習を大切にできたのかもしれませんね(*^_^*)
次回、後編に続きます!
2026-01-21 (Wed)
こんにちは!ODCです。
小泉八雲さんと小川未明さん、坪田譲治さんの話を続けます。
一体どのようなご縁があったかというと…
八雲さんは晩年、早稲田大学で講師を務めました。
『怪談』がきっかけで、八雲さんの熱烈なファンになっていた小川さんは、
彼の講義に進んで参加し、何と卒業論文でも取り上げたそうです。
(論文名は「ラフカディオ・ハーンを論ず」)
小川さんの後輩にあたる坪田さんは、八雲さんと会うことはなかったものの
卒業論文は、奇しくも先輩と同じ「小泉八雲論」でした!
参考:https://www.city.okayama.jp/bungaku/0000022796.html
日本の風物に深く心を寄せた小泉さん。
その精神が、このような形で教え子達に受け継がれ、
作品に結実していったと思うと、何だか温かい気持ちになりますね。
そして何より、吉備路ゆかりの坪田譲治さんと小泉八雲さんが、
間接的とはいえ関わっていたことに、大変驚きました!
ところで坪田さんといえば、さんステの地下広場
(ストリートピアノが置いてあるところ)で
ミニ展示が行われていますよ(^◇^)


出典:投稿者の携帯電話
ゆかりの場所が巡れる地図や、最近の坪田譲治文学賞作品等も勢揃い。
興味のある人は、ぜひ訪ねてみて下さいね(*^^)v
小泉八雲さんのもう1つのお話は、また次回。
2026-01-21 (Wed)
こんにちは!ODCです。
連続テレビ小説「ばけばけ」のおかげで、
小泉八雲さんに関心を持つ人が増えていますね!
小泉八雲さん(本名 パトリック・ラフカディオ・ハーン)といえば、
『怪談』の作者であり、日本の美しさや神秘性を愛した人で知られています。

出典:https://www.hearn-museum-matsue.jp/hearn.html
和装がなかなかお似合いですね^_^
さて、そんな八雲さんとある童話作家達との間に、
意外なつながりがあったことが分かりました(・∀・)
それは、
小川未明さんと坪田譲治さんです!

小川未明さん。『赤い蝋燭と人魚』、『月夜の眼鏡』等が代表作です。
出典:https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/mimei-bungakukan/ogawa-mimei-guide-2.html

坪田譲治さん。『風の中の子供』や『善太と三平』等が代表作です。
出典:https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000010134.html
坪田さんは、2024年のラジオ番組制作以来、久々の登場ですね(^◇^)
次回、後編をお楽しみに!
2026-01-11 (Sun)
こんにちは!ODCです。
あれこれ話してきた大浦神社のお話も、いよいよ最終回。
12往復の競走で見事優勝した騎手は、仕上げとして弓矢を携え、
拝殿の前に設けられた的に向かって矢を当てます。
この部分だけを聞くと、
「あれ? 流鏑馬(やぶさめ)なら他の神社でも見られるけれど…」と
思うかもしれませんね。

出典:https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=%E6%B5%81%E9%8F%91%E9%A6%AC
珍しいのはここからです(・∀・)
大浦神社では、騎手が右手に弓矢を持ち、その状態で的にぶつけるのです。
ちょうど、弓矢のセットと的が、鉢合わせするようなイメージです。
何とも不思議な儀式の裏には…
数多の神馬の中から選ばれただけでなく、競争でも勝つほどだから、
その神馬は大浦神社の神様が護って下さっているに違いない。
だから、その神馬の騎手は、必ず的を射て幸せを摑んでほしい。
このような願いが込められているのだそうです。
参考:https://www.oourajinja.com/%E7%AB%B6%E9%A6%AC%E7%A5%9E%E4%BA%8B
ちなみに、「競馬神事」は全国的にもかなりレアで、
見られるのはこの大浦神社だけ!
地元岡山に存在した、由緒正しい馬の神社。
そこに秘められた逸話の数々に、ワクワクが止まりませんでした。
様々な午年ゆかりの神社、皆さんもぜひ巡ってみて下さいね(^_^)/