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2026-03-11 (Wed)
こんにちは!ODCです。
ゾルゲさんと花子さんの物語も、いよいよクライマックス!
終戦後に発行された新聞で、彼女はゾルゲさんの死を知りました。
その後、『人間ゾルゲ』を執筆していた時、彼女は書店で、
「ゾルゲ事件」に関する冊子に出会いました。
そこには、彼の最期や亡骸の行方が詳しく書かれていたのです。
ドイツからは引き取りを拒否され、ソ連からは黙殺されたゾルゲさんは、
東京の雑司ヶ谷霊園の共同墓地に葬られていました。
非業の死を遂げた恋人を、せめて丁重に弔いたい―
悲しみに沈んでいた彼女の心に、再び希望が宿りました。

出典:https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=%E5%90%88%E6%8E%8C
早速花子さんは雑司ヶ谷霊園に赴いたものの、木標は全て引き抜かれ、
ゾルゲさんの居場所は分かりませんでした。
さらに、生前恋人が収容された東京拘置所でも情報は得られず、
彼女は苦境に立たされます。
しかし、雑司ヶ谷霊園の管理人の方が協力して下さり、
亡骸は無事に見つかりました。
発掘・火葬の末、ゾルゲさんは1950年に、多摩霊園で改めて埋葬されたのでした。

出典:https://www.irasutoya.com/2017/12/blog-post_86.html
1964年には、ソ連で彼の栄誉を称える儀式が行われました。
また、日本でもゾルゲさんの行動を再評価する動きが広がったことで、
思わぬ形で、彼は名誉を回復することができました。
参考文献:『人間ゾルゲ』石井花子、1986年
参考:https://www.nippon.com/ja/guide-to-japan/
gu007005/?cx_recs_click=true
戦争を嫌い、平和な世界の実現を夢見たゾルゲさん。
彼を愛し、彼の努力を無駄にすまいと奮闘した花子さん。
第2次世界大戦の裏側で、このような純愛の物語が展開されていたとは、
歴史は本当に面白いですね(・∀・)
花子さんは2000年に亡くなり、ゾルゲさんと同じお墓で眠っています。
今もなお、紛争や侵攻で平和が脅かされる世界を、
2人は天国から、どのような思いで見つめていることでしょうか…