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OKAYAMAディスカバリークラブ

2025-02-26 (Wed)

倉敷の名所がつないだ、アートの絆! 中編

こんにちは!ODCです。

「大原美術館」と関係がある、2番目の人を紹介します。


出典:https://intojapanwaraku.com/craft/8539/

この人は、芹沢銈介(せりざわけいすけ)さん!

前編で登場した柳宗悦さんと共に、「民藝運動」の立役者として活躍しました。

また、「型絵染め」(「絵を描く・型紙を作る・染物をする」の作業を、1人でする技法)のパイオニアであり、
人間国宝にも認定されました。

彼の発明したこの技法は、今も多くの染色家達に受け継がれています。

ということで、ここでクイズ!

ポスターやカレンダーのデザイナーとしても有名な、芹沢銈介さん。
大原美術館のある場所を設計していますが、
それは次のA~Cのうち、どこでしょう?

A 工芸・東洋館
B 本館
C 分館

正解は…

「A 工芸・東洋館」でした!

この工芸・東洋館、今見てもかなり斬新なのです。


出典:https://rurubu.jp/andmore/article/16729#google_vignette

染物を思わせる鮮やかな赤が、人目を引きますね(・∀・)

この建物では芹沢さんの染物をはじめ、棟方志功さんの版画や、
児島虎次郎さんの集めた美術品等を見ることができます。

館内の設備や展示方法にも、芹沢さんならではのこだわりがうかがえますよ。

皆さん、ぜひ行って確かめてみて下さい(*^^)v

3人目の紹介は、また後日。

2025-02-18 (Tue)

倉敷の名所がつないだ、アートの絆! 前編

こんにちは!ODCです。

倉敷の有名な観光スポットといえば、「大原美術館」が有名ですね。

今回は、そんな「大原美術館」が縁を結んだ、3人の人物を紹介します!

まずは、こちらの写真をどうぞ。


出典:https://mingeikan.or.jp/about/soetsu/

日本史の教科書にも登場しますね(*^_^*)

この人は、柳宗悦(やなぎむねよし)さん!
柔道の生みの親である、加納治五郎さんは叔父にあたります。

職人の手によって生み出された、素朴な食器や道具を「民藝品」と定義し、
その価値や美しさを広める運動である、「民藝運動」を行いました。

大原美術館と、どのようなかかわりがあったかというと…

大原美術館の創設者である大原孫三郎さんと、息子の大原總一郎さんが、
「民藝運動」の支援者だったのです!


大原孫三郎さん 出典:https://www.kurabo.co.jp/sogyo/


大原總一郎さん 出典:https://kids.takahashiryuiki.com/izinkenzin/%E5%A4%A7%E5%8E%9F%E3%80%80%E7%B8%BD%E4%B8%80%E9%83%8E/

1928年の、大礼記念国産振興東京博覧会に出展した柳さん。
やがて、日本初の民藝館を作りたいと望むようになり、企画を考え始めました。

以前から、柳さんの民藝運動に深く共感していた大原孫三郎さん。
彼の美術館設営の話を聞き、何と金銭面で援助をしてくれたのです!

こうして「日本民藝館」はめでたく開館し、柳さんが初代館長となりました(*^^)v

そして倉敷には、大原總一郎さんの強い意思によって「倉敷民藝館」が設立されました!

柳宗悦さんと倉敷の意外なエピソードに、こちらまで心が温かくなりました(^◇^)

次回、中編をお楽しみに!

2025-02-13 (Thu)

世界史の裏側に岡山県人⁉ その1 後編

こんにちは!ODCです。

内山完三さんのお話を続けます。

上海に居を構えた内山さんは、しばらく薬の販売をしていました。

営業の傍ら、彼は自宅で、本の小さな販売エリアを作りました。

これは、妻の美喜子さんも仕事をし、経済的に自立できるようにと願ったからだとか。
元々は奥様のためだったという点から、愛妻家の顔がうかがえますね(*^_^*)

さて、キリスト教の関連本からスタートした本売り場は、やがて文学作品や専門書も手掛けるようになり、
上海で大人気の書店に成長しました。これが「内山書店」の始まりです!


出典:http://www.uchiyama-shoten.co.jp/company/cc1377.html

魯迅さんと内山さんの出会いは、1927年の秋のことでした。
魯迅さんが、諸事情で広州から上海に移った後、内山書店に来店したのがきっかけでした。

2人の交流は、魯迅さんが亡くなるまで10年間続きました。

魯迅さんは内山さんを尊敬し、内山さんは友人、ある時は用心棒として魯迅さんを支えたそうです。
参考:https://jcfa-net.gr.jp/shinbun/2009/090305.html

内山完三さんはまた、スポンサーとして、日本の著名な作家と魯迅さんの面会をセッティングしたと言われています。
(その中には何と、あの横光利一さんや武者小路実篤さんもいました!)

中国を愛し、文学を通じて日本と中国の橋渡しを行った内山さん。
そして、平和を愛し、日本と中国が深い絆で結ばれるよう願った魯迅さん。

教科書でもお馴染みの作家が、こんな形で岡山とつながっていたと知って、
かなり驚きました(*^^)v

皆さんもぜひ、内山さんと魯迅さんの関係に思いを馳せながら、ゆかりの地を巡ってみてはいかがですか?

2025-02-13 (Thu)

世界史の裏側に岡山県人⁉ その1 前編

こんにちは!ODCです。

皆さんは、魯迅さんを知っていますか?


出典:https://www.weblio.jp/content/%E9%AD%AF%E8%BF%85

魯迅さんは、20世紀初頭の中国で活躍した作家です。
代表作には、『阿Q正伝』や『故郷』、『狂人日記』等があります。

『故郷』は、中学校の国語の教科書でもお馴染みですね(^◇^)

彼は小説を口語体(白話)で書いたり、西洋の小説技法をいち早く取り入れたりする等、精力的に活動しました。
また、思想家・教育者としての面もあり、後進の指導を熱心に行ったと言われています。

そんな魯迅さんは、何と岡山と意外な縁があります!

魯迅さんとゆかりのある岡山県人、それは…

内山完三さんです!


出典:芳井町観光パンフレット

内山完三さんは、今の井原市芳井町吉井で生まれました。

京都や大阪のお店で10年間勤務した後、参天堂(今の参天製薬)に転職しました。

参天堂の商品を売るべく、中国の上海に渡った内山さん。

真面目な日雇い労働者達や、誠実な商いをする商人達の姿を見て、中国の奥深さに感銘を受けたといいます。
参考:https://www.ibarakankou.jp/sightseeing-information/history/DJ013.html

その後結婚し、上海で暮らし始めた内山さん。

彼と魯迅さんとのつながりについては、また次回。

2025-01-01 (Wed)

巳年ゆかりの神社へ行こう! 後編

こんにちは!ODCです。

道通神社の話を続けます。

そもそも「道通」とは、蛇の神様のことを指します。

元々は、中国地方や四国地方で「トウビョウ」と呼ばれ、憑き物の1つだったそうです。


出典:『化物づくし絵巻』(作者不詳・江戸時代)

こうして見ると、案外可愛いですね(^_^)/

『日本怪異妖怪事典 中国』によると、
「トウビョウ」は、大切に扱えば家を栄えさせたり飼い主を助けたりしますが、
ぞんざいに扱えば飼い主に襲いかかると言われています。

岡山県では、このトウビョウの祟りが及ばないように、「道通様」と名付けて崇めました。
「道通様」のために作られたのが、「道通神社」だったのですね(・∀・)

そしてこの道通神社、何と、中四国における蛇神信仰の総本山でもあるのです!

また、ここに置かれた祠は、かつて水木しげるさんが《蛇の家》として紹介したこともあったとか。
出典:https://japanmystery.com/okayama/doutuu.html

蛇が妖から神様へ変化し、やがて有名な漫画家と巡り会った―

思わぬつながりに、驚きが止まりませんでした。

巳年に関する神社、皆さんもぜひ訪ねてみて下さいね(*^^)v

2025-01-01 (Wed)

巳年ゆかりの神社へ行こう! 中編

こんにちは!ODCです。

前回に引き続き、蛇にまつわる神社のお話です。

岡山にも、巳年にちなんだ面白い神社があります。それは…

「道通神社」です!


出典:https://okayamastyle.com/dotsujinja/

道通神社は、笠岡市の「横島」に建っています。ここには、邇邇芸命(ににぎのみこと)の天下りの際に、
彼を案内した神様である、猿田彦という神様が祀られています。

元々この神社は、笠岡道通谷という場所にあり、人々に大切にされてきました。

しかし戦国時代になると、神社は放置されて荒廃。
やがて伝染病や災害が襲いかかり、住人は大ピンチに陥りました。

「神様の祟りに違いない!」そう考えた住人達は、当時信仰が盛んだった「横島」に神様を移し、崇め奉りました。

すると、病気も災害もたちまち落ち着き、無事に生き延びることができたのです!
参考:https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/18221/

人々を救った偉大な神社が、ここ岡山にあったと思うと、何だか誇らしい気持ちになりますね。

道通神社と蛇とのかかわりについては、また次回。

2025-01-01 (Wed)

巳年ゆかりの神社へ行こう! 前編

こんにちは!ODCです。

皆さん、明けましておめでとうございます!🎍

今年の干支は「巳」。
ということで、新年最初のトピックは、蛇にまつわる神社です。

日本で蛇といえば、アオダイショウや、毒蛇のマムシにハブ等、少し怖いイメージがありますよね。

しかし古の日本では、蛇は恐怖の対象だけではなく、神秘的な存在として崇められてきました(*^^)v

例えば、島根県の「出雲大社」では、ウミヘビ(セグロウミヘビ)がご神体として祀られています。


出典:https://www.satoumi-shima.jp/2023/08/blog-post_493.html

そして、奈良県大神神社の祭神である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は、蛇の姿をしているといわれています。
参考:https://oomiwa.or.jp/jinja/kamigatari/#linktop

他にも、白い蛇は金運が上昇するということで、
日本各地に白蛇神社が存在します。

中には、生きた白蛇様を拝める場所もあるそうですよ(^◇^)

さてさて、そんな巳年ゆかりの神社が、何と岡山にもあるそうで…?

次回、中編をお楽しみに!

2024-12-23 (Mon)

龍にちなんだ作家達 第6回 後編

こんにちは!ODCです。

志水辰夫さんのお話を続けます。
彼のすごさは、冒険小説だけではないのです!


出典:https://www.amazon.co.jp/%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%9A%E3%82%8A%E3%81%AE%E8%A1%97-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%BF%97%E6%B0%B4-%E8%BE%B0%E5%A4%AB/dp/4101345112

こちらの作品では、推理小説と恋愛小説の要素が見事に融合しています。
2011年には、仲村トオルさん主演で映画にもなりました(^◇^)

また、短編集『いまひとたびの』には、
「大切な人」をテーマにした温かい物語が、沢山収録されています。

2007年には御年70歳にして、初の時代小説に挑戦。

2023年には、19年ぶりの新作『負けくらべ』を発表しました!


出典:https://www.amazon.co.jp/%E8%B2%A0%E3%81%91%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%B9-%E5%BF%97%E6%B0%B4-%E8%BE%B0%E5%A4%AB/dp/4093866953/ref=pd_sbs_d_sccl_2_4/355-3388433-9533310?pd_rd_w=rgW5K&content-id=amzn1.sym.dcca1cb7-d8ee-4f71-9db0-310358fcccf4&pf_rd_p=dcca1cb7-d8ee-4f71-9db0-310358fcccf4&pf_rd_r=W3E054NF44F8HGK5T3KQ&pd_rd_wg=J6Jkv&pd_rd_r=3edb07d1-385e-4d01-b4d6-de12df87d881&pd_rd_i=4093866953&psc=1

年齢を重ねても、常に前向きに生き、新しいことに挑戦し続ける。
こんな人になりたいものです(*^^)v

今も多くのファンの心を捉えて離さない、志水辰夫さんの名作達。
年越しのお供にいかがですか?

2024-12-23 (Mon)

龍にちなんだ作家達 第6回 前編

こんにちは!ODCです。

年の瀬まで、もう少しになりましたね。
5月から始まった「龍にちなんだ作家達」シリーズも、これで最終回。

さてさて、トリを飾るのは…

志水辰夫さんです!(この方はまだ存命のため、前回同様、写真は無しです)

公務員や、出版社の社員として働いていた志水さん。
やがて雑誌のライターに転身し、その後小説家の道へ進みました。

1981年のデビュー作『飢えて狼』は、北の海が舞台の、血湧き胸躍る物語です(^_^)/


出典:https://www.amazon.co.jp/%E9%A3%A2%E3%81%88%E3%81%A6%E7%8B%BC-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%BF%97%E6%B0%B4-%E8%BE%B0%E5%A4%AB/dp/4101345171

その後も『裂けて海峡』、『背いて故郷』等の冒険小説を立て続けに発表し、一躍時の人となりました(^◇^)

骨太な文章でありながら、どこか繊細さや美しさも垣間見える。
その特徴的な文体は、「シミタツ節」と呼ばれています!

次回、後編をお楽しみに。

2024-12-09 (Mon)

ODC、「ゆめのたね」HPに登場!

こんにちは!ODCです。

今年10月に、坪田譲治さんがテーマのラジオ番組を制作した、ODCの部員達。

その時の様子が、「ゆめのたね」のホームページに掲載されました!


出典:https://www.yumenotane.jp/topics/51

初めてのラジオ収録で緊張していた彼らでしたが、
スタジオの皆様の温かいサポートのおかげで、楽しく発信することができました(*^_^*)

何もないところから、新しいものを創り出すのは大変なこと。
今回のかけがえのない経験を生かし、これからの高校生活でも力を発揮してほしい。

それが、顧問一同の願いです(・∀・)

改めて、岡山青年会議所の皆様と「坪田譲治を顕彰する会」の皆様、

「ゆめのたね」岡山スタジオの皆様、記事を載せて下さった山陽新聞社の皆様、

そして「アキナイト」に来て下さったり、
ラジオ番組「深掘り!坪田譲治」を聴いたりして下さった、全ての皆様へ。

心より御礼申し上げます。

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