SDGs17目標1:貧困を無くそう

世界の貧困の実体を知ろう

1.1:2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる

グローバル指標と日本のデータ

・国際的な貧困ラインを下回って生活している人口の割合(性別、年齢、雇用形態、地理的ロケーション(都市/地方)別)→データなし

1.2:2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる

グローバル指標と日本のデータ

・ 各国の貧困ラインを下回って生活している人口の割合(性別、年齢別)→データなし
・各国の定義に基づき、あらゆる次元で貧困ラインを下回って生活している男性、女性及び子供の割合(全年齢)→データなし


ディズニーランドのある町に住む子どもの現実を描いた映画「フロリダプロジェクト」

1.3:各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度および対策を実施し、2030年までに貧困層および脆弱層に対し十分な保護を達成す

グローバル指標と日本のデータ(2018)

  ・社会保障制度によって保護されている人口の割合(性別、子供、失業者、年配者、障害者、妊婦、新生児、労務災害被害者、貧困層、脆弱層別)
<医療保険>98.6%<介護保険>99.1%<年金>99.5%(2016年)

1.4:2030年までに、貧困層および脆弱層をはじめ、すべての男性および女性の経済的資源に対する同等の権利、ならびに基本的サービス、オーナーシップ、および土地その他の財産、相続財産、天然資源、適切な新技術、およびマイクロファイナンスを含む金融サービスへの管理を確保する

グローバル指標と日本のデータ

・基礎的サービスにアクセスできる世帯に住んでいる人口の割合
・(a)土地に対し、法律上認められた書類により、安全な所有権を有している全成人の割合(性別、保有の種類別)→データなし
・(b) 土地の権利が安全であると認識している全成人の割合(性別、保有の種類別)→データなし

福島原発の事故をキッカケに1ヶ月電気代190円で暮らしてみた話

1.5:2030年までに、貧困層や脆弱な立場にある人々のレジリエンスを構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的打撃や災害に対するリスク度合いや脆弱性を軽減する

グローバル指標と日本のデータ2017

・10万人当たりの災害による死者数、行方不明者数、直接的負傷者数→1.29人
・グローバルGDPに関する災害による直接的経済損失→0.05%
・仙台防災枠組み2015-2030に沿った国家レベルの防災戦略を採択し実行している国の数→1
・国家防災戦略に沿った地方レベルの防災戦略を採択し実行している地方政府の割合→100%

選挙すら「商品」になってしまうアメリカの貧困

1.a:あらゆる次元での貧困撲滅のための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの多大な資源の動員を確保する

グローバル指標と日本のデータ2019

・貧困削減に焦点を当てた、全てのドナーからの政府開発援助(ODA)贈与合計(受益国の国民総所得に占める割合)→6.0763億ドル/0.012%
・総政府支出額に占める、必要不可欠なサービス(教育、健康、及び社会的な保護)への政府支出総額の割合→後発開発途上国用指標

政治家とは ウルグアイ大統領 ホセ・ヒムカ

1.b:各国、地域、および国際レベルで、貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを設置し、貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援する

グローバル指標と日本のデータ

・貧困層のための公共社会支出→データなし


あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ