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2021-12-20 (Mon)
第51回全日本実業団柔道個人選手権大会が開催されました。
男子73㎏級で関西高柔道部OBである福岡 克仁先輩(平成27年卒)が見事優勝、「日本一」を手にしました。
福岡先輩は高校時代、1年生の時から岡山県代表としてインターハイに出場し2,3年生ではインターハイで第3位という結果を残しています。
関西高校卒業後、日本大学へ進学。「平成27年度全日本学生柔道体重別選手権大会」では圧巻の試合内容で大学1年生での優勝という快挙を成し遂げました。
その後は肘の脱臼や膝の手術の影響で、思うような結果を残すことができませんでした。
しかし、その将来性を買われ、本校柔道部部長である槇 英樹先生が所属していた「京葉ガス株式会社」へ就職しました。
本大会も膝の大手術を乗り越えての約3年ぶりの試合となりました。その怪我のためのブランクをまるで感じさせない柔道で、全日本のトップ選手や国際大会で優勝経験のある名だたる強豪選手を、準々決勝、準決勝、決勝と一本勝ち。「完全復活」した福岡先輩を見せてくれました。
福岡先輩は十分に2024年のパリオリンピックを狙える位置に来ており同階級には現在オリンピックを2連覇している大野 将平選手がいます。福岡先輩にはこの大野選手という大きな山を越えてもらいたいです。
先日の全日本学生では岩井先輩が準優勝、大田原先輩が第3位と「日本一」まであと一つ惜しい思いをしました。今回、全日本実業団の試合では福岡先輩が優勝し「日本一」を勝ち取ってくれました。連日の関西高柔道部OBの先輩方の素晴らしい活躍にとても嬉しく思います。
在校生も負けていられません。関西高柔道部OBの先輩方の結果に負けないようにこれから更に精進してまいります。
応援よろしくお願いします。