
「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?
2024-05-01 (Wed)
こんにちは!ODCです。
皆さんは、一本松古墳を知っていますか?
一本松古墳は、岡山の前方後円墳(鍵穴型の古墳)の1つです。
長さは65mで、ここから甲胄の1部や、鍛冶に使われた道具が出土しています。
出典:https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000005697.html
意外とこじんまりしていますね(・∀・)
かつてここには、立派な竪穴式石室(古墳時代に多く作られた埋葬施設)がありました。
しかし、第2次世界大戦で武器を据える場所として利用され、今は部分的にしか残っていません。
出典:https://www.city.okayama.jp/museum/kofun2/01.html
ここでクイズ!
一本松古墳は、ある名所の中に存在しています。その名所とは、いったいどこでしょう?
A 常山城跡
B 半田山植物園
C 和気町藤公園
正解は…
「B 半田山植物園」でした!
半田山植物園で植物を楽しみ、一本松古墳で遠い昔の吉備国を思う。
皆さん、春のお出かけにいかがですか?
2024-04-28 (Sun)
こんにちは!ODCです。
倉敷市立美術館特集、続きです。
今日のクイズは、展覧会で登場した絵画から。
出典:https://www.city.kurashiki.okayama.jp/dd.aspx?moduleid=26636&blogcategory=1726
これは、「うめをとる子ども」という写生画。描いた画家は、次のうち誰でしょう?
A 坂田一男
B 斎藤真一
C 堀 和平
正解は…
「A 坂田一男」でした!
坂田一男(かずお)さんと言えば、このような絵を描くイメージがありますよね。
出典:https://okayama-kenbi.info/exh-20200218-sakata/
坂田さんは、岡山ゆかりの画家です。画家を目指して東京で絵画の基礎を学び、32歳の時に渡仏しました。
フランスではフォーヴィスム(心に浮かんだ色彩を鮮やかに表現する画法)や、キュビスム(モチーフを幾何学的に表現したり、組み合わせたりする画法)に影響を受けました。
帰国後は岡山を拠点に、キュビスムに基づいた独自の抽象画を生み出しました。
今回紹介したのは、彼の初期の作品です。
素朴でありながら、兄妹への温かな眼差しが感じられ、ほっこりしました(・∀・)
画家の意外な一面に気づけるのは、まさに展覧会の醍醐味。
皆さんも、ぜひお気に入りの作品を見つけて下さいね(^_^)/
2024-04-24 (Wed)
こんにちは!ODCです。
今回は、倉敷市立美術館で開催中の「コレクション展 大陳列!~見つけよう推し作品~」について、リポートします。
出典:https://www.city.kurashiki.okayama.jp/dd.aspx?moduleid=26636&blogcategory=1726
どことなく、ODCのコンセプトに通じるものがありますね(*^_^*)
倉敷市立美術館は、昔の倉敷市役所庁舎を改修して誕生しました。
地元出身の画家、池田遙邨さんの作品を筆頭に、立体作品や工芸品等、
バラエティ豊かなコレクションが収蔵されています。
この展覧会では、何と200点もの作品が勢揃い!それらを眺めながら、
「お気に入りの作品」と巡り会おうという、願いが込められています。
学芸員の方による「推し作品紹介」もあり、ワクワクを感じることができますよ。
さて、このコレクションの中に、ある画家のかなり意外な作品を見つけました。
それは一体…?
次回、後編をお楽しみに!
2024-04-12 (Fri)
こんにちは!ODCです。
4月12日の午後は、生徒会オリエンテーションの一環である、部活動紹介が行われました。
運動部や文化部が登場し、部の面白さや得意技をアピールします。
ODCからは、2年部員が参加しました。
紹介スライドを背景に、ODCのモットーや「好き」を究める楽しさを、しっかり伝えてくれました!
スライドの一部
発表風景
大勢の生徒を前に、かなり緊張したことでしょう。しかし、その中で堂々と振る舞う姿を、顧問一同誇らしく思いました(*^^)v
2人とも、よく頑張りました!
自分の「推し」が見つかる部活、ODC。
これからもどうぞ、よろしくお願いします(^◇^)
2024-04-03 (Wed)
こんにちは!ODCです。
木簡のお話、いよいよ最終回です。
今回見つかった木簡は、聖武天皇が即位した時の、大嘗祭献上品に付けられていました。
聖武天皇といえば、東大寺の大仏造立や、国分寺・国分尼寺の建立を行った帝として有名ですね。
出典:https://traveltoku.com/toudaiji/
出典:https://www.okayama-kanko.jp/fc/location/12956
この木簡が持つ、もう1つの面白いところ、それは…
見つかった年が、聖武天皇即位からちょうど1300年目にあたるというところです!
彼が即位したのは神亀元年(724年)、そして今年は令和6年(2024年)。
節目の年にこれらの木簡が発掘されたことは、ただの偶然ではないような気がします(・∀・)
奈良時代の大嘗祭がどのように行われたのか、平安時代の大嘗祭とは何が違うのか。
今後の研究が楽しみですね!