
「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?
2024-07-30 (Tue)
こんにちは!ODCです。
堀辰雄さんの倉敷旅行話を続けます。
倉敷に着いた彼が向かったのは…
出典:https://www.okayama-kanko.jp/fc/location/12917
大原美術館です!今でも倉敷を代表する、人気観光スポットですね。
ここで、クイズ!
大原美術館で堀さんの印象に残った絵画は、次のA~Cのうちどれでしょう?
A アマン=ジャン『髪』
B クロード・モネ『水蓮』
C エル・グレコ『受胎告知』
正解は…
「C エル・グレコ『受胎告知』」でした!
出典:https://meigakan.net/archives/3104
妻の多恵子さん宛の手紙によると、
《けふ倉敷へいってきた 静かな美術館でエル・グレコの「受胎告知」の前でソファに三十分ほど腰かけて眺めてゐるうちに
いい気持で居眠りしてしまった 目がさめたら又自分がグレコの絵の前にゐるのでとてもうれしかった》
とのこと。かなり熱心にご覧になったようですね(*^^)v
どのような気持ちで堀さんが倉敷を散策したのか、想像して楽しむのも
面白いかもしれません(・∀・)
ちなみに堀さんは、大原美術館の絵画に関する随筆も書いています。
夏休みに読んでみるのはいかがでしょう?
2024-07-30 (Tue)
こんにちは!ODCです。
今年の干支「辰(龍・竜)」が入った作家特集、第3回のゲストはこちらです!
出典:https://showa-g.org/men/view/138
現代文の便覧で、よく見かけますよね。
この人は、堀辰雄さん!
昭和初期に活躍した小説家の1人で、第1回で登場した芥川さんは、彼の師匠にあたります。
「人間の生・死・愛」をテーマにした作品、『風立ちぬ』や『聖家族』等が有名です。
フランス文学に影響を受け、人間の深層心理を芸術的に表現した作家と言われています。
2023年に没後70年、そして2024年に生誕120年を迎えた、堀辰雄さん。
何と、岡山にまつわるエピソードがあることを知っていますか?
堀さんが岡山の倉敷を訪れたのは、1941年12月5日のことでした。
12月4日に書かれた手紙(妻の多恵子さん宛て)の末には、
《何かお前に御土産を買ってやらうね》と書かれており、愛妻家な辰雄さんの姿がうかがえます^_^
さて、倉敷で堀さんが出会ったものとは? 後編をお楽しみに。
2024-07-25 (Thu)
こんにちは!ODCです。
その4では、Irisのメンバーが行った発表の様子をお伝えします。
会が始まるまでは、ODCの紹介スライドを流していました。
観客の方がある程度集まったところで、いよいよスタート!
自己紹介とSDGsの説明を簡単に行った後、本題へと入っていきました。
今回のテーマは、「貧困と気候変動の関連性」
グラフやイラストを駆使して、分かりやすいプレゼンテーションになっていますね(*^^)v
本番まで短い期間だったにもかかわらず、しっかりと資料を作成し、
堂々と自分の考えを述べる姿は立派でした!本当にお疲れ様でした。
そして、各部員の展示や発表を見に来て下さった皆様、ありがとうございました!
これからもODCを、どうぞよろしくお願いいたします(・∀・)
2024-07-25 (Thu)
こんにちは!ODCです。
文化部ギャラリーに隣接する教室で行われていたこと、それは…
「SDGs」のイベントです!
ODCには、「社会問題啓発班 Iris(アイリス)」というチームがあります。
このグループはSDGsに深い関心があり、LGBTQや貧困問題解決・より良い生き方の模索等、
テーマを各自で設定し、調査・研究を行っています。
それでは、彼らの取組みを見てみましょう。
入り口では、SDGs関連の本を展示しました!
右端のこちらの箱、よく見るとリボンがひょっこりしていますね。この中には…
鍵と書物、そしてランプが入っています^_^
「古や現代の視点から、SDGsについて理解を深めたい。
そして、SDGsが問題解決の鍵となり、かつ、未来を照らす灯りとなるように努めたい」
という、メンバーの強い願いが込められているそうです。
Irisの発表については、その4で。
2024-07-23 (Tue)
こんにちは!ODCです。
前回に引き続き、個人で探究を行う部員達の作品を紹介します。
こちらの部員の特技は、何とライフセービング!
毎年夏になると、早朝から海水浴場へ出かけ、泳ぎにやって来た人達をパトロールするそうです。
「海の環境保全に関心がある。ライフセービングを通して、瀬戸内の海の護り方を考えたい」
真剣な面持ちで、部員はそう話してくれました。
最後に紹介するのは、デニムに関心がある部員の作品です。
これらのジーンズ、彼のお気に入りポイントは…
左側のジーンズ(バルーンデニム)は、「中央の幅が広くなっているシルエットが面白いところ」で、
右側のジーンズ(ウォッシュドレトロジーンズ)は、「色合いとヴィンテージ加工が洒落ているところ」だそうです!
好きなことに全力で取り組む姿を、これからも応援していますよ(^_^)/
さて、文化部ギャラリーの隣の教室。こちらでは、何やら別の動きがあるようで…?
次回、その3をお楽しみに。