保護者の方へ(治癒証明書など)

OKAYAMAディスカバリークラブ

「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?

顧問
田中陽子/三宅圭子/徳永史恵/髙原恭一
部員数
1年生 2名 /2年生 1名 /3年生 7名 合計10名
活動場所
4階国語科準備室、本校第2棟部室
戦歴
2024年度 奉還町商店街活性化イベント『アキナイト』
   (10月12日)に出展&坪田譲治に関するラジオ番組制作

    インターネットラジオ「ゆめのたね」にて、
    ラジオ番組『深掘り!坪田譲治』オンエア(11月3日・10日・17日・24日)
 
    UP花巻主催 「人工衛星プロジェクト 短歌ミッション」選出(最優秀賞)

2024-02-20 (Tue)

すごいぞ!岡山独自の石 その1

こんにちは!ODCです。

皆さんは、「万成石」を知っていますか?

万成石は、岡山の矢坂山から採掘される、大変貴重な岩石です。「桜御影」の別名を持ち、建築や芸術など、様々な分野で使われています。


出典:https://www.ishimaga.com/mannariishi

関西高校の校歌(2番)にも、「万成」の名前が登場していますよ(・∀・)

千古の偉人 豊公が 壮大の志気 学べとや 彼が旗章の 千成を 十たび合せて 万成の ふもとに立つか わが母校
出典:http://kanzei.ac.jp/school/education/#schoolSong

その万成石が、愛媛県のとある建築物に使われているのを発見しました!

名前は、萬翠荘(ばんすいそう)。
大正時代に建てられた、異国情緒あふれる邸宅です。


出典:https://matsuyama-sightseeing.com/spot/6-2/

万成石がどこにあるかというと…


出典:投稿者の携帯電話

ここ、1階のロビーです!がっちりとしていながら気品があり、なかなか素敵ですね(*^^)v
萬翠荘を訪ねる機会があったら、ぜひ見つけてみて下さい!

さて、岡山には何と、宝石のように美しい石もあるのだとか…?
その話は、また次回。

2024-01-19 (Fri)

大正ロマンwith夢二 その2

こんにちは!ODCです。

前回に引き続き、竹久夢二さんのお話です。
麗しい女性の肖像画で、今も多くのファンを持つ夢二さん。実は油彩画も描いています。

ここでクイズ!

彼の油絵は、現時点でおよそ何点あるといわれているでしょう?

A 15点
B 20点
C 30点

正解は…

「C 30点」でした!

竹久夢二さんは、どちらかというと日本画や水彩画で有名です。
そのため、油絵はかなり珍しいのです(・∀・)

そんな油彩画の中で、長年幻とされていたものが、何と80年ぶりに見つかりました!


出典:2023年 12月19日付の山陽新聞

記事によると、この作品は、夢二さんが30代の時に完成したそうです。後ろのアマリリスが髪にかかって、まるでアクセサリーのようですね^_^

夢二さんはこの絵を、東京にあった菊富士ホテルの所有者に贈りました。
しかし、1944年にホテルが閉館すると、絵画は姿を消してしまいました…

そこで、夢二郷土美術館の方は、「竹久夢二学会」の方と協力して調査を行いました。
その結果、東京のとあるギャラリーでその絵が見つかり、80年越しの再会を果たしたということです。

今年は、竹久夢二さんが生まれて140年!その記念展示に合わせて、この絵が公開されます。
岡山では、夢二郷土美術館と、夢二生家記念館・少年山荘で見られます。(9月7日~12月8日まで)

大正ロマンの優美な世界、皆さんもぜひお楽しみ下さい!

2024-01-17 (Wed)

大正ロマンwith夢二 その1

こんにちは!ODCです。

今年最初のトピックは、岡山を代表する画家、竹久夢二さん!

日本や西洋のデザイン・スタイルが融合した、モダンな文化「大正ロマン」。
それを代表する芸術家の1人が、この夢二さんです。
彼は、「夢二式美人」と呼ばれた、伏し目がちで儚げな雰囲気の女性画を多く描きました。


出典:https://seikougarou.co.jp/sakka/profile/207.html

画家の仕事はもちろん、本や広告、雑貨のデザインも手掛ける等、マルチな才能を発揮しました。

ここでクイズ!

竹久夢二さんは、歌謡曲の作詞を行ったことでも有名です。その歌の題名は、ある花が元になったといわれています(諸説あり)。元ネタの花はいったい何でしょう?

A マツヨイグサ
B ヤライコウ
C ジンチョウゲ

正解は…

「A マツヨイグサ」でした!

この花にちなんで生まれたのが、歌謡曲「宵待草」。夢二さんが、ひと夏の淡い恋を詩にしたもので、大正ロマンを代表する作品になりました。

ちなみに、この「宵待草」の歌碑が、岡山後楽園のどこかにあります。後楽園を散策の祭は、ぜひ見つけてみて下さい!

さて、その夢二さんですが、何やら大発見があったとか…?
その話は、また次回。

2023-12-21 (Thu)

内田百閒四方山話 その2 ~あの名作に岡山土産⁉~

こんにちは!ODCです。

内田百閒さんの面白話、第2弾です!

内田さんは、あの文豪、夏目漱石さんの弟子としても知られていますね。
そんな、夏目さんの作品からクイズ!

出典:https://www.amazon.co.jp/%E5%90%BE%E8%BC%A9%E3%81%AF%E7%8C%AB%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A4%8F%E7%9B%AE-%E6%BC%B1%E7%9F%B3/dp/4003101014

夏目漱石さんのデビュー作『吾輩は猫である』。この物語の第3章に、岡山土産が登場するシーンがあります。
そのお土産とは、一体何でしょう?

A ままかりの酢漬け
B 吉備団子
C 大手饅頭

正解は…

「B 吉備団子」でした!

これ、誰に贈られたかというと、何と「吾輩」宛てなのです。
「猫はお菓子を食べるのか⁉」というツッコミはさておき…

内田百閒さんは、夏目師匠に何度か吉備団子をプレゼントしています。
素朴な甘さが特徴のこのお菓子、夏目さんもたいそうお気に召したとか。

あの有名作品に、さりげなく岡山土産が登場しているのは、嬉しいことですね!

ちなみに吉備団子のエピソードは、内田さんの随筆にも出てきます。
皆さん、ぜひ探してみて下さい(・∀・)

2023-12-16 (Sat)

内田百閒四方山話 その1 ~47年ぶりの里帰り~

こんにちは!ODCです。

皆さんは、内田百閒さんを知っていますか?
内田百閒さんは、岡山出身の作家です。代表作としては、電車で日本各地を巡る様子を軽快に書き綴った、『阿房列車』シリーズがあります。他にも幻想的な短編や、随筆を多く残しました。

そんな『阿房列車』で、長年行方不明になっていた2編の原稿が、何と今年発見されたのです!


出典:12月13日付の山陽新聞

この原稿が見つかったのは、青森県。

記事によると、百閒さんが亡くなって5年後(1976年)に、津軽書房という出版社が『阿房列車』シリーズの特別版を出したそうです。刊行にあたって、百閒さんと共に旅した平山さんという方が、原稿を青森県に送りました。その時に原稿が同地に取り残されたのではないかと、岡山県郷土文化財団の研究員の方は語っています。

こうして、行方知れずだった『阿房列車』の直筆原稿は、実に47年ぶりに岡山に帰ってました!

吉備路文学館では、来年1月5日から31日までこの原稿を公開します。
岡山ゆかりの作家アイテムを見て、新年をスタートさせるのもなかなか楽しそうですね(^.^)

百閒さんのお話あれこれ、続きはまた次回。

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