
「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?
2023-08-17 (Thu)
こんにちは!ODCです。
今回は岡山県立美術館で開催中の、「美をたどる 皇室と岡山~三の丸尚蔵館収蔵品より」について、リポートします。
出典:投稿者の携帯電話
三の丸尚蔵館リニューアルにあたり、より皇室と日本文化に興味を持ってほしい、という願いから始まった、この展覧会。県立美術館では、掛軸や日本画だけでなく、岡山ゆかりの芸術家が手がけた、西洋画や工芸品も展示しています。
ということで、工芸品からクイズ!
今回の展示の見どころの1つ、ボンボニエール。これは、ボンボン(砂糖菓子)を入れる容器ですが、日本の宮中では独自の使用法があったことで知られています。その使い方は、次のA~Cのうちどれでしょう?
A 一族のお守りとして使った
B 慶事の贈り物として使った
C 儀式の小道具として使った
正解は…
「B 慶事の贈り物として使った」でした!
日本のボンボニエールは、紋や動物をあしらい、精巧に作られています。県立美術館では、皇室の方々の結婚式で贈られたボンボニエールだけでなく、海外の要人に献上されたものも見ることができますよ。
次回は中編、お楽しみに!
2023-07-19 (Wed)
こんにちは!ODCです。
ODCでは、「アニメ meets おかやま at カンゼイ」と題した、イベントを開催します。
見事ゴールできた人には、豪華プレゼントが⁉ 皆様、奮ってご参加下さい!
開催日:8月26日(土)
場所:図書館(4階)
集合時間:9:30
活動時間:9:30~12:00
活動内容:地図と封筒に入ったお題を見て、クイズに答えながら校内を探索する。
―君も、アニメ博士になれる!―
申し込みは、未来コンパスのフォームからお願いします。(HP上にあり)
2023-07-05 (Wed)
こんにちは!ODCです。
源吉兆庵特集も、いよいよ最終回! 夏の工芸菓子の続きを紹介します。
出典:投稿者の携帯電話
横に佇む、灯篭が良い味を出しています。紫陽花の上には、かたつむりの姿も!
出典:同上
何だか、あいみょんさんの「マリーゴールド」が聞こえてきそうですね。
出典:同上
金魚~、え~、金魚~♪
金魚すくいの結果は…残念!
吉兆庵美術館では、夏休み期間に工芸菓子の展示を行います。興味のある人は、鮮やかな作品の数々を、ぜひご覧あれ!
2023-07-04 (Tue)
こんにちは!ODCです。
前回に引き続き、源吉兆庵をテーマにお送りします。
まずはこちらのクイズから。
前編に登場した、吉兆庵美術館には、お菓子で作られたある花が飾られています。その花は次のうち、どれでしょう?
A 百合の花
B 薔薇の花
C 杜若の花
正解は…
「B 薔薇の花」でした!
そう、源吉兆庵のすごさは、工芸菓子でも発揮されているのです!
工芸菓子とは、砂糖や米粉等を使って、四季折々の風物を形にしたお菓子のこと。その起源は、江戸時代まで遡ることができます。
源吉兆庵の作る工芸菓子は大変美しく、かつ、リアリティにあふれています。
ここでは、最近まで高島屋で展示されていた工芸菓子から、夏を感じさせる作品をいくつか紹介しましょう。
出典:投稿者の携帯電話
冷房も良いですが、このような団扇も風情がありますね。
出典:同上
大輪のひまわりの花。見ているだけで夏の思い出が蘇りますね。
次回、後編に続きます。
2023-07-03 (Mon)
こんにちは!ODCです。
岡山県を代表する和菓子製造会社の1つ、源吉兆庵。「陸乃宝珠」をはじめ、気品に満ちたお菓子を数多く作り続けています。
そんな源吉兆庵に、何と美術館があるのを知っていましたか?
この美術館は、株式会社宗家源吉兆庵 岡山本店の中に、ひっそりと佇んでいます。現在ここでは、「姫君のお道具と髪飾り展」と題した展示が開催されています。
出典:投稿者の携帯電話
岡山藩池田家や福岡藩黒田家といった姫君が携えた、香炉に簪、貝桶等の婚礼道具が紹介されています。
ということで、ここでクイズ!
姫君の嫁入り道具には、必ず家紋がつけられます。
岡山藩池田家は、揚羽蝶の紋を用いたことで有名ですが、福岡藩黒田家の紋にあしらわれているのは、次のうちどれでしょう?
A 藤の花
B 竹に雀の絵
C 鶴と亀の絵
正解は…
「A 藤の花」でした!
ちなみに「福岡」は、元々岡山の地名でした。江戸時代初期、黒田長政(黒田官兵衛の息子)が筑前の新領主となりました。その時に、黒田家に縁のある、岡山の「備前福岡」から名前を取ったことで、九州の「福岡」が誕生したのです。
もし源吉兆庵を受験する人がいたら、吉兆庵美術館の展示を見ておくと、一目置かれるかも⁉
源吉兆庵のすごさはこれだけではありません。次回、中編をお楽しみに!