
「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?
2023-07-04 (Tue)
こんにちは!ODCです。
前回に引き続き、源吉兆庵をテーマにお送りします。
まずはこちらのクイズから。
前編に登場した、吉兆庵美術館には、お菓子で作られたある花が飾られています。その花は次のうち、どれでしょう?
A 百合の花
B 薔薇の花
C 杜若の花
正解は…
「B 薔薇の花」でした!
そう、源吉兆庵のすごさは、工芸菓子でも発揮されているのです!
工芸菓子とは、砂糖や米粉等を使って、四季折々の風物を形にしたお菓子のこと。その起源は、江戸時代まで遡ることができます。
源吉兆庵の作る工芸菓子は大変美しく、かつ、リアリティにあふれています。
ここでは、最近まで高島屋で展示されていた工芸菓子から、夏を感じさせる作品をいくつか紹介しましょう。
出典:投稿者の携帯電話
冷房も良いですが、このような団扇も風情がありますね。
出典:同上
大輪のひまわりの花。見ているだけで夏の思い出が蘇りますね。
次回、後編に続きます。
2023-07-03 (Mon)
こんにちは!ODCです。
岡山県を代表する和菓子製造会社の1つ、源吉兆庵。「陸乃宝珠」をはじめ、気品に満ちたお菓子を数多く作り続けています。
そんな源吉兆庵に、何と美術館があるのを知っていましたか?
この美術館は、株式会社宗家源吉兆庵 岡山本店の中に、ひっそりと佇んでいます。現在ここでは、「姫君のお道具と髪飾り展」と題した展示が開催されています。
出典:投稿者の携帯電話
岡山藩池田家や福岡藩黒田家といった姫君が携えた、香炉に簪、貝桶等の婚礼道具が紹介されています。
ということで、ここでクイズ!
姫君の嫁入り道具には、必ず家紋がつけられます。
岡山藩池田家は、揚羽蝶の紋を用いたことで有名ですが、福岡藩黒田家の紋にあしらわれているのは、次のうちどれでしょう?
A 藤の花
B 竹に雀の絵
C 鶴と亀の絵
正解は…
「A 藤の花」でした!
ちなみに「福岡」は、元々岡山の地名でした。江戸時代初期、黒田長政(黒田官兵衛の息子)が筑前の新領主となりました。その時に、黒田家に縁のある、岡山の「備前福岡」から名前を取ったことで、九州の「福岡」が誕生したのです。
もし源吉兆庵を受験する人がいたら、吉兆庵美術館の展示を見ておくと、一目置かれるかも⁉
源吉兆庵のすごさはこれだけではありません。次回、中編をお楽しみに!
2023-06-30 (Fri)
こんにちは!ODCです。
ODCでは、「アニメ meets おかやま at カンゼイ」と題した、イベントを開催します。
見事ゴールできた人には、豪華プレゼントが⁉ 皆様、奮ってご参加下さい!
開催日:8月26日(土)
場所:図書館(4階)
集合時間:9:30
活動時間:9:30~12:00
活動内容:地図と封筒に入ったお題を見て、クイズに答えながら校内を探索する。
―君も、アニメ博士になれる!―
2023-06-14 (Wed)
こんにちは!ODCです。
皆さんは、フジコ・ヘミングさんを知っていますか?
フジコ・ヘミングさんは、日本と欧米で演奏活動を行っている女性ピアニストです。
そんな彼女は、何と岡山と意外な関わりがあります!
ベルリンで生まれ、5歳からピアノを始めたヘミングさん。帰国後は東京で暮らしていました。
しかし、戦時中に家族と共に岡山へ疎開し、同地で終戦を迎えました。
岡山に疎開した人と言えば、文豪の谷崎潤一郎さんや横溝正史さんが有名ですね。あのヘミングさんと岡山が、このような形でつながっていたとは、何とも不思議な縁を感じます。
ここでクイズ!
フジコ・ヘミングさんがCDデビューしたのは、何歳の時だったでしょう?
A 20代
B 30代
C 60代
正解は…
「C 60代」でした!
長じてヨーロッパへ渡り、ピアニストとなったヘミングさんは、1995年に日本に帰国しました。その後、彼女のドキュメンタリー番組が大いに注目を浴び、60代にしてCDデビューを果たしました!現在も積極的にコンサートを行い、多くの人を虜にし続けています。
そんなヘミングさんが、2023年6月23日に、岡山シンフォニーホールでコンサートを行います!苦難の人生から生み出される、渾身のピアノの調べ。ぜひ会場で体感してみて下さい!
2023-05-28 (Sun)
こんにちは!ODCです。
今月の部長の一言はこちら。
「疲れは意外なところに出る。だからこそ、余裕を持って生活しよう」
この言葉を聞いて、ハッとしました。
「忙しさにかまけて、自分の時間を作れていない。そんなことはなかったか?」
「心にゆとりが持てず、イライラしてはいなかったか?」
そう自分を反省する、良い機会になりました。
「楽しく・ゆったり・自分らしく」を大切にするのが、ODCです。部長の一言が、心に沁みました。