
「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?
2025-01-01 (Wed)
こんにちは!ODCです。
皆さん、明けましておめでとうございます!🎍
今年の干支は「巳」。
ということで、新年最初のトピックは、蛇にまつわる神社です。
日本で蛇といえば、アオダイショウや、毒蛇のマムシにハブ等、少し怖いイメージがありますよね。
しかし古の日本では、蛇は恐怖の対象だけではなく、神秘的な存在として崇められてきました(*^^)v
例えば、島根県の「出雲大社」では、ウミヘビ(セグロウミヘビ)がご神体として祀られています。
出典:https://www.satoumi-shima.jp/2023/08/blog-post_493.html
そして、奈良県大神神社の祭神である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は、蛇の姿をしているといわれています。
参考:https://oomiwa.or.jp/jinja/kamigatari/#linktop
他にも、白い蛇は金運が上昇するということで、
日本各地に白蛇神社が存在します。
中には、生きた白蛇様を拝める場所もあるそうですよ(^◇^)
さてさて、そんな巳年ゆかりの神社が、何と岡山にもあるそうで…?
次回、中編をお楽しみに!
2024-12-23 (Mon)
こんにちは!ODCです。
志水辰夫さんのお話を続けます。
彼のすごさは、冒険小説だけではないのです!
出典:https://www.amazon.co.jp/%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%9A%E3%82%8A%E3%81%AE%E8%A1%97-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%BF%97%E6%B0%B4-%E8%BE%B0%E5%A4%AB/dp/4101345112
こちらの作品では、推理小説と恋愛小説の要素が見事に融合しています。
2011年には、仲村トオルさん主演で映画にもなりました(^◇^)
また、短編集『いまひとたびの』には、
「大切な人」をテーマにした温かい物語が、沢山収録されています。
2007年には御年70歳にして、初の時代小説に挑戦。
2023年には、19年ぶりの新作『負けくらべ』を発表しました!
出典:https://www.amazon.co.jp/%E8%B2%A0%E3%81%91%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%B9-%E5%BF%97%E6%B0%B4-%E8%BE%B0%E5%A4%AB/dp/4093866953/ref=pd_sbs_d_sccl_2_4/355-3388433-9533310?pd_rd_w=rgW5K&content-id=amzn1.sym.dcca1cb7-d8ee-4f71-9db0-310358fcccf4&pf_rd_p=dcca1cb7-d8ee-4f71-9db0-310358fcccf4&pf_rd_r=W3E054NF44F8HGK5T3KQ&pd_rd_wg=J6Jkv&pd_rd_r=3edb07d1-385e-4d01-b4d6-de12df87d881&pd_rd_i=4093866953&psc=1
年齢を重ねても、常に前向きに生き、新しいことに挑戦し続ける。
こんな人になりたいものです(*^^)v
今も多くのファンの心を捉えて離さない、志水辰夫さんの名作達。
年越しのお供にいかがですか?
2024-12-23 (Mon)
こんにちは!ODCです。
年の瀬まで、もう少しになりましたね。
5月から始まった「龍にちなんだ作家達」シリーズも、これで最終回。
さてさて、トリを飾るのは…
志水辰夫さんです!(この方はまだ存命のため、前回同様、写真は無しです)
公務員や、出版社の社員として働いていた志水さん。
やがて雑誌のライターに転身し、その後小説家の道へ進みました。
1981年のデビュー作『飢えて狼』は、北の海が舞台の、血湧き胸躍る物語です(^_^)/
出典:https://www.amazon.co.jp/%E9%A3%A2%E3%81%88%E3%81%A6%E7%8B%BC-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%BF%97%E6%B0%B4-%E8%BE%B0%E5%A4%AB/dp/4101345171
その後も『裂けて海峡』、『背いて故郷』等の冒険小説を立て続けに発表し、一躍時の人となりました(^◇^)
骨太な文章でありながら、どこか繊細さや美しさも垣間見える。
その特徴的な文体は、「シミタツ節」と呼ばれています!
次回、後編をお楽しみに。
2024-12-09 (Mon)
こんにちは!ODCです。
今年10月に、坪田譲治さんがテーマのラジオ番組を制作した、ODCの部員達。
その時の様子が、「ゆめのたね」のホームページに掲載されました!
出典:https://www.yumenotane.jp/topics/51
初めてのラジオ収録で緊張していた彼らでしたが、
スタジオの皆様の温かいサポートのおかげで、楽しく発信することができました(*^_^*)
何もないところから、新しいものを創り出すのは大変なこと。
今回のかけがえのない経験を生かし、これからの高校生活でも力を発揮してほしい。
それが、顧問一同の願いです(・∀・)
改めて、岡山青年会議所の皆様と「坪田譲治を顕彰する会」の皆様、
「ゆめのたね」岡山スタジオの皆様、記事を載せて下さった山陽新聞社の皆様、
そして「アキナイト」に来て下さったり、
ラジオ番組「深掘り!坪田譲治」を聴いたりして下さった、全ての皆様へ。
心より御礼申し上げます。
2024-11-28 (Thu)
こんにちは!ODCです。
前回に引き続き、後藤竜二さんのお話です。
まずはこちらのクイズから。
坪田譲治さんから後藤さんに児童文学のバトンが渡ったように、
後藤さんから児童文学のバトンを受け取った、岡山出身の作家がいます。その人は一体誰でしょう?
A 小川洋子
B あさのあつこ
C 原田マハ
正解は…
「B あさのあつこ」でした!
あさのさんといえば、青春スポーツものや時代小説、恋愛ものにディストピア小説等、
幅広い作品を手掛けることで有名ですね(^◇^)
あさのあつこさんと後藤竜二さんの交流は、52年前まで遡ります。
1972年、青山学院大学の学園祭で、児童文学サークルがあるイベントを開催しました。
出典:https://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyama.html
後藤さんはイベントで講師として参加し、指導を行ったり学生らと討論を行ったりしたそうです。
あさのさんは何と、このイベントで幹事をしていたのです!
また、後藤竜二さんは当時、全国児童文学同人誌連絡会『季節風』を主宰していました。
フェスティバルでの出会いから18年後、あさのさんは後藤さんに勧められて、『季節風』のメンバーになりました。
これを受けて彼女が書いたのが、デビュー作『ほたる館ものがたり』です(^_^)/
出典:https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BB%E3%81%9F%E3%82%8B%E9%A4%A8%E7%89%A9%E8%AA%9E-1-%E3%83%94%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AB%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%82-1-4/dp/4861763576
あさのさんは後藤さんを敬愛し、彼が亡くなった後は、『季節風』の代表も務めたといわれています。
2人の師弟愛と、坪田譲治さんの意志が時代を越えて受け継がれたことに、胸がいっぱいになりました。
この冬は、後藤さんやあさのさんの作品を、色々楽しんでみるのはいかがでしょう?