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2025-04-10 (Thu)
インタビュー: 普通科体育進学コース 3年生 山寺健太選手(体操競技部)
1. 自己紹介(名前・競技・留学経験について)
はじめまして、山寺健太です。体操競技をやっています。初めて海外で試合に出場したのは アメリカでした。小学校 6 年生の時でした。その後、関西高校で伊藤翔さん(Idemic 株式 会社)が外国の選手(インド・マレーシア・オーストラリアなど)を連れてきて指導してく ださる機会があり、その時の練習がとても楽しく、海外に対する興味が強まりました。そし て、伊藤さんから「オーストラリアの合宿に参加してみたら?」と誘っていただいたことが、 留学を決意する大きなきっかけになりました。
2. オーストラリアに行くことになったきっかけ
もともと海外の選手と一緒に練習することに興味がありましたが、伊藤さんが関西高校に 連れてきた外国の選手と関わったことが大きな転機でした。その練習がとても刺激的で楽 しかったため、「もっと海外で学びたい!」という気持ちが芽生えました。そして、伊藤さんにオーストラリアの合宿を勧めていただき、留学を決意しました。
3. 現地での生活の印象(文化・人・食事など)
オーストラリアではホームステイをさせていただきました。ホストファミリーの家は常に キッチンなどが綺麗に掃除されていて、「後回しにせず、すぐに片付ける習慣」が徹底され ていることに感動しました。 食事に関しては、ジャンクフードが多かったのが印象的でした。日本では食事管理がしっか りされているので、改めて日本の食文化に感謝しました。
4. 海外で指導してみての感想
まず驚いたのは、体育館の広さです。日本の体育館とは比べものにならないほど広く、練習 環境が充実していました。 オーストラリアで実際に選手たちに指導する機会を得たことで、改めて「伝えることの難し さ」と「伝わった時の喜び」を強く感じました。英語が流暢に話せるわけではない中で、ど うすれば選手たちに理解してもらえるかを常に考えながら指導しました。ジェスチャーや 実演、簡単な英語を使って伝えることを工夫し、選手たちが理解してくれた時はとても嬉し かったです。
また、オーストラリアの選手たちは日本の選手と比べて「自分の感覚を大切にする」傾向が ありました。日本では、準備体操やトレーニングをしっかり行ってから技の練習に入るのが 一般的ですが、オーストラリアでは少し柔軟をした後、すぐに技の練習に入る選手が多く、 その違いが印象的でした。こうした違いを知ることで、体操の指導方法には国ごとの文化や 考え方が反映されていることを実感しました。
この経験を通じて、言葉が完全に通じなくても「伝えようとする姿勢」と「工夫次第で伝え られる」ということを学びました。そして、もっと英語を学び、世界の選手たちと深く関わ りながら体操を教えたいという新たな目標ができました。将来は、今回の経験を活かして、 海外での指導にも挑戦していきたいと思います。
5. 留学を通して成長したこと(競技・言語・マインドなど)
言葉が通じなくても、相手に伝わるように必死に考えながらコミュニケーションを取るこ とができたのは、大きな成長でした。自分の言葉が相手に伝わった瞬間はとても嬉しく、も っと英語を勉強して話せるようになりたいと思うようになりました。言葉の壁を乗り越え る経験を通じて、挑戦することの大切さを実感しました。
6. 今後の目標(競技・将来の展望)
大学生になるので、何が正しくて何が良くないのかを自分で考え、しっかり行動できるよう になりたいです。体操競技においても、より上達するために努力し、少しでも良い結果を残 せるように頑張りたいと思います。 そして、今回のオーストラリアでの経験を通じて、「将来は海外で体操を教えたい」という 新たな夢ができました。世界中の選手と関わりながら、自分の経験を活かして指導できるよ うになりたいです。
7. 後輩へのメッセージ(留学や挑戦についてのアドバイス)
今年のチームは団体で優勝できるメンバーが揃っていると思うので、練習は厳しくなるか もしれませんが、頑張ってください! 選抜に出場する選手たちも、全力を尽くしてください!僕もずっと応援しています!
国境・世代・競技・言語 様々な垣根を超えてチャンレンジした先で得た経験を糧に、さらなる飛躍を応援しています!!