2019-04-24 (Wed)

敢為の鯉のぼりで天分発揮をめざします！

旧本館のリニューアルオープンも間近な４月の終わり、５月５日の端午の節句を前に学校の空に大きな鯉のぼりが登場しました。

鯉のぼりは中国の故事、登竜門の伝説に由来しています。 中国の霊山にある竜門という瀧を一匹の鯉が激しく落ちる滝水に逆らい、懸命に登り切り、ついには光り輝く龍になったという伝承です。 竜門のような人生の逆境をたくましく乗り越えられるようにとの願いは本校の校訓の一つである「敢為の精神」に通じるものがあります。

これは困難に出くわしてもへこたれないで、頑張りぬいて目的を達成するというチャレンジ精神を意味しています。この校訓の通り、県下唯一の男子校らしく強い男子に育ってもらいたい、新しい元号「令和」の時代を臆することなく歩んで行ってもらいたいという思いを込めて本年度より鯉のぼりを揚げることにしました。鯉のぼりは最大 7m のものを筆頭に本校正門からよく見えるところに設置いたしました。地上高く雄大に泳ぐ鯉のぼりを行きかう方々にも見て頂ければ幸いです。

関西高校は、明治20年に開校し、今年度で創立132周年を迎え政･財・官界や文化・スポーツ分野などに幾多の有為な人材を育成してまいりました。昨年、時代に則した教育を提供するために、最新のICT環境が整った新校舎が完成し、制服も昨年から「全国初のデニム制服」に変わりました。ソフト面もハード面も関西高校はどんどん変わりつつありますが、これからも関西高校は岡山から世界に羽ばたく人材を育成する教育界の担い手であり続けたいと願っております。