2022-09-17 (Sat)

［ サイエンスフロンティア ］” 風で飛ぶタネ ” をテーマに探究活動！

９月10日，サイエンスフロンティアコース１年生は，植物の種子の模型を実際にスチロールペーパーで作成し，それが飛行する様子について探究する授業を行いました。
植物の種子は，鳥に運ばれやすい形をしているもの，動物にくっつきやすい形をしているもの，風によって運ばれやすいものなど，実に様々です。この形の違いは，子孫を残すために植物が長い年月をかけて獲得してきた生存戦略によるものです。

今回の授業では，風によって飛ぶ種子について考察することを目的として，「アルミソトラ」と「ラワン」の種子の模型を，実際にスチロールペーパーで作成しました。それぞれの形の特長から飛び方について予想をした後に，実際につくって飛ばしてみることでそれぞれの種子の形に隠された科学について学びました。また後半では，種子の形の一部を変えることで，飛行距離や滞空時間を伸ばすことにも挑戦しました！

仲間とディスカッションしながら，何度も試行錯誤を繰り返して修正・改善にチャレンジする生徒の姿が印象的でした！ 自分たちで手を動かして，自分たちの工夫を試して，試行錯誤を重ねる中で，ものづくりのワクワク感や魅力にも気づくことができたのではないかと思います。