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普通科
2022-06-03 (Fri)
普通科2年生の化学の授業で,市販の食酢中に含まれる酢酸の濃度を中和滴定により求める実験を行いました。
純水で薄めた食酢に,ビュレットという器具を使って水酸化ナトリウム水溶液を1滴ずつ垂らしていきます。中和の指示薬として入れたフェノールフタレインがほんのわずかに色づいて薄いピンク色になった時点が中和の終点です。
ほんのわずかに色づいた瞬間を見極めるのですが,水酸化ナトリウム水溶液を1滴多く入れただけでも大きく色が変化してしまいます。1滴の差が実験結果に大きく影響するため,生徒たちは慎重に水酸化ナトリウムを滴下していました。
今回の実験では,ホールピペットやビュレットなど初めて扱う器具に苦戦しながらも,生徒は楽しそうに操作を行なっていました! また,中和滴定で用いる器具の扱い方や実験操作などについて,しっかりと学ぶことができたようです!