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2024-04-01 (Mon)
こんにちは!ODCです。
前回に引き続き、平城京跡で出土した木簡のお話です。
出典:2024年 3月20日付の産経新聞
記事によると、今回発見された木簡のうち、「大嘗」と書かれたものは全部で4つ。
そのうち1点は、備中国の哲多郡(岡山県の北西部)からの献上品につけられていました。
そして、備中国小田郡(岡山県の南西部)からの献上品にも、「神亀元年」(724年)と記された別の木簡がついていたそうです。
ここでクイズ!
大嘗祭で、哲多郡と小田郡から献上されたもの。正しい組み合わせは次のA~Cのうち、どれでしょう?
A 葡萄・梨
B 鰆・黒大豆
C 荒炭・白米
正解は…
「C 荒炭・白米」でした!
記事ではさらに、平安時代の歴史書「続日本書紀」にも触れています。
大嘗祭では、その年に収穫した穀物を供えるという、仕事を行う国
(「由機国」と「須機国」)があったそうです。
そして、この役割を担っていた国の1つが、何と備前国(岡山県南東部)でした!
備前国と備中国、これら2つの国が宮中行事に深く関わっていたとは、不思議な縁を感じますね(・∀・)
さてこの木簡、実はもう1つ面白いところがあるのですが…
その続きは、また後日。