保護者の方へ(治癒証明書など)

OKAYAMAディスカバリークラブ

「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?

顧問
田中陽子/三宅圭子/徳永史恵/髙原恭一
部員数
1年生 2名 /2年生 1名 /3年生 7名 合計10名
活動場所
4階国語科準備室、本校第2棟部室
戦歴
2024年度 奉還町商店街活性化イベント『アキナイト』
   (10月12日)に出展&坪田譲治に関するラジオ番組制作

    インターネットラジオ「ゆめのたね」にて、
    ラジオ番組『深掘り!坪田譲治』オンエア(11月3日・10日・17日・24日)
 
    UP花巻主催 「人工衛星プロジェクト 短歌ミッション」選出(最優秀賞)

2026-03-18 (Wed)

たゆまぬ努力の果てに―卒業生の底力!

こんにちは!ODCです。

卒業生の嬉しいニュースをお届けします。

ODCの前部長を務めたOさん(国立進学コース出身)が、
英検1級に見事合格しました!

英検1級は合格率が10%前後で、かなり狭き門です。

社会性に富んだ、幅広い分野の文章や会話を理解したり、
専門的な論文を書いたりする力が求められます。

また、面接ではスピーチはもちろん、質問に対する高度な応答力も
要求されるため、相当な勉強が必要です。

参考:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/about/

去年準1級を取得した時も驚きましたが、今回は英検の最高峰を極めた
ということで、顧問一同感激しております!

ODCの歴史に、新たな伝説が刻まれましたね(*^^)v

この英語力を存分に生かし、夢に向かって全力で進んでいくことを願っています。

やりましたね、Oさん! おめでとう!\(^o^)/


出典:https://illustmint.com/contents/tag/%E3%81%8F%E3%81%99%E7%8E%89


出典:https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=%E5%87%84%E3%81%84

2026-03-11 (Wed)

世界史の裏側に岡山県人⁉ その4 後編➁

こんにちは!ODCです。

ゾルゲさんと花子さんの物語も、いよいよクライマックス!

終戦後に発行された新聞で、彼女はゾルゲさんの死を知りました。

その後、『人間ゾルゲ』を執筆していた時、彼女は書店で、
「ゾルゲ事件」に関する冊子に出会いました。

そこには、彼の最期や亡骸の行方が詳しく書かれていたのです。

ドイツからは引き取りを拒否され、ソ連からは黙殺されたゾルゲさんは、
東京の雑司ヶ谷霊園の共同墓地に葬られていました。

非業の死を遂げた恋人を、せめて丁重に弔いたい―
悲しみに沈んでいた彼女の心に、再び希望が宿りました。


出典:https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=%E5%90%88%E6%8E%8C

早速花子さんは雑司ヶ谷霊園に赴いたものの、木標は全て引き抜かれ、
ゾルゲさんの居場所は分かりませんでした。

さらに、生前恋人が収容された東京拘置所でも情報は得られず、
彼女は苦境に立たされます。

しかし、雑司ヶ谷霊園の管理人の方が協力して下さり、
亡骸は無事に見つかりました。

発掘・火葬の末、ゾルゲさんは1950年に、多摩霊園で改めて埋葬されたのでした。


出典:https://www.irasutoya.com/2017/12/blog-post_86.html

1964年には、ソ連で彼の栄誉を称える儀式が行われました。

また、日本でもゾルゲさんの行動を再評価する動きが広がったことで、
思わぬ形で、彼は名誉を回復することができました。

参考文献:『人間ゾルゲ』石井花子、1986年
参考:https://www.nippon.com/ja/guide-to-japan/
   gu007005/?cx_recs_click=true

戦争を嫌い、平和な世界の実現を夢見たゾルゲさん。
彼を愛し、彼の努力を無駄にすまいと奮闘した花子さん。

第2次世界大戦の裏側で、このような純愛の物語が展開されていたとは、
歴史は本当に面白いですね(・∀・)

花子さんは2000年に亡くなり、ゾルゲさんと同じお墓で眠っています。

今もなお、紛争や侵攻で平和が脅かされる世界を、
2人は天国から、どのような思いで見つめていることでしょうか…

2026-03-11 (Wed)

世界史の裏側に岡山県人⁉ その4 後編①

こんにちは!ODCです。

2人が出会って6年後の1941年夏、事態が大きく動き出しました。

何と花子さんが、ゾルゲさんが不在の時に、赤坂鳥居坂署
(現在の警視庁麻布警察署)で取り調べを受けることに…


現在の警視庁麻布警察署 
出典:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/
about_mpd/shokai/ichiran/kankatsu/azabu/index.html

特高警察(主に政治犯や思想犯を取り締まる警察)から、
間者ではないかと厳しく追及されるも、
彼女は毅然とした態度で潔白を主張しました。

その夜、花子さんから事の次第を聞いたゾルゲさんは、
初めて自分の本当の仕事を告げました。
(スパイという言葉は一切使わずに)

軍事行動を起こす日本を憂い、早く負けるように仕向けたこと。

アメリカをはじめとする大国との戦争が無くなり、
日本国民が幸せになるのなら、喜んで命を捧げる覚悟だということ。

このようなことを、彼は花子さんに語ったそうです。

やがて尾崎秀実さんをはじめ、ゾルゲさんの仲間達が次々と検挙されました。

彼は恋人をこれ以上危険にさらさないために、
距離を置くことを決断しました。

2人が最後に会ったのは、銀座の「ローマイヤ」というレストランでした。


写真中央にいるのは、創業者のローマイヤさんです。
出典:https://lohmeyer-ginza.gorp.jp/

この後ゾルゲさんはスパイ容疑で逮捕され(いわゆる「ゾルゲ事件」)、
東京拘置所に収容されました。

彼は取り調べを担当した特高主任の方に対して、進んで情報を提供するため、
恋人やその家族には手を出さないでほしいと懇願したそうです。
(ちなみにこの願いは叶えられ、花子さん達は比較的安全に過ごせたとか)

愛する人を懸命に守ろうとする彼の男気に、胸を打たれますね…

1944年 11月7日、有罪判決が下ったゾルゲさんは、絞首刑に処せられました。

参考文献:『汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師 
インテリジェンス畸人伝』手嶋龍一、2016年

     『人間ゾルゲ』石井花子、1986年

参考:https://www.nippon.com/ja/guide-to-japan/
gu007004/?cx_recs_click=true

悲恋の結末は、また後日。

2026-03-06 (Fri)

世界史の裏側に岡山県人⁉ その4 中編

こんにちは!ODCです。

先月から取り上げていた、リヒャルト・ゾルゲさんと花子さんのお話を続けます。

花子さんは教養豊かで紳士なゾルゲさんに、
ゾルゲさんは愛らしくて芯の強い花子さんに、好感を抱きました。

2人は急速に惹かれ合い、やがて恋人になりました。


出典:https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word
=%E6%81%8B%E6%84%9B%E3%82%A4%
E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88

(ちなみに、花子さんの愛称は「みや子」。彼が花子さんの姓「三宅」を、
「みや子」と勘違いしたことに由来しますが、彼女はこの呼び名が
大好きだったとか)

多忙なゾルゲさんでしたが、週に2回は必ず、花子さんとの逢瀬を
楽しんでいたそうな(*^^)v

この当時、彼はソ連のスパイだけでなく、ドイツのスパイとしても活動していました。
監視の目は厳しく、2重スパイ生活は相当神経をすり減らされるものでした。

そのこともあってか、ゾルゲさんは時折、花子さんに苦しい胸の内を、
涙ながらに語ることがあったと言います。

ゾルゲさんにとって彼女は、本来の自分の姿を見せられる、
かけがえのない存在だったのでしょうね(^◇^)

参考文献:『汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師 
インテリジェンス畸人伝』手嶋龍一、2016年

     『人間ゾルゲ』石井花子、1986年

参考:https://www.nippon.com/ja/guide-to-japan/gu007002/

しかし、幸せな時間も長くは続きませんでした…

何が2人に起きたのか⁉ この続きは後編で。

2026-03-06 (Fri)

ODC部員、読書会に参上! Part3

こんにちは!ODCです。

3月5日(木)に、会議室で今年度3回目の読書会が行われました。
今回は、「教えて!あなたの『推し本』」と題して、自分の好きな本や
お勧めしたい本を紹介し合いました。

さて、ODC部員が紹介したのは、『狂える戦犯死刑囚』より、
「私は貝になりたい」の遺書です。


出典:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784393441619

『狂える~』は、終戦後に裁判にかけられ、
からくも生還した軍人、加藤哲太郎さんが獄中で書いた作品です。

自身の経験や、一時期過ごした精神病院で出会った患者の言動を
モデルに書かれており、戦争の恐ろしさが切々と伝わってきます。

「私は貝になりたい」は、何度も映像化されたため、
名前を聞いたことがある人はいるかもしれませんね。

Iさんは、「間違いなく人を選ぶ作品。ただ、戦後80年を迎えたことや、
世界の様々な戦争・紛争のニュースを見て、
今の時代にこそ紹介すべきだと思った」と語ってくれました。

読みやすい本や読んでいて楽しい本ばかりが、良い本とは限りません。

時にはずっしりと心に残り、読者に色々考えさせる、骨太な作品も必要なのです。

そのような視点で考えると、彼の選書は見事だったと思います。
今回も参加してくれてありがとう!そして、お疲れ様。

これからも様々な本との出会いが、ありますように(*^^)v

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