「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?
2026-01-11 (Sun)
こんにちは!ODCです。
あれこれ話してきた大浦神社のお話も、いよいよ最終回。
12往復の競走で見事優勝した騎手は、仕上げとして弓矢を携え、
拝殿の前に設けられた的に向かって矢を当てます。
この部分だけを聞くと、
「あれ? 流鏑馬(やぶさめ)なら他の神社でも見られるけれど…」と
思うかもしれませんね。

出典:https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=%E6%B5%81%E9%8F%91%E9%A6%AC
珍しいのはここからです(・∀・)
大浦神社では、騎手が右手に弓矢を持ち、その状態で的にぶつけるのです。
ちょうど、弓矢のセットと的が、鉢合わせするようなイメージです。
何とも不思議な儀式の裏には…
数多の神馬の中から選ばれただけでなく、競争でも勝つほどだから、
その神馬は大浦神社の神様が護って下さっているに違いない。
だから、その神馬の騎手は、必ず的を射て幸せを摑んでほしい。
このような願いが込められているのだそうです。
参考:https://www.oourajinja.com/%E7%AB%B6%E9%A6%AC%E7%A5%9E%E4%BA%8B
ちなみに、「競馬神事」は全国的にもかなりレアで、
見られるのはこの大浦神社だけ!
地元岡山に存在した、由緒正しい馬の神社。
そこに秘められた逸話の数々に、ワクワクが止まりませんでした。
様々な午年ゆかりの神社、皆さんもぜひ巡ってみて下さいね(^_^)/
2026-01-10 (Sat)
こんにちは!ODCです。
大浦神社のお話を続けます。
毎年秋になると、ここでは「競馬神事」というイベントが見られます。
さて、一体どのような行事かというと…
選ばれし2頭の神馬が、境内を12回往復して競走するのです!
かつて細川通董という戦国武将が、寄島(三郎島)に奉った神様を
現在の場所に遷したことは、前回お話ししましたね。
この御引っ越しの時に、領家(その土地を所有する人)の団体から20頭、
地頭(領家に雇われて年貢を取り立てる人)の団体から20頭、
合計40頭の神馬を出して、行列に加わらせたのが
始まりだと言われています(^◇^)

出典:https://www.istockphoto.com/jp/search/2/image?mediatype=illustration&phrase=%E9%A6%AC+%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%93%E3%81%84%E3%81%84&
tracked_gsrp_landing=https%3A%2F%2Fwww.istockphoto.com
%2Fjp%2F%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%2
F%E9%A6%AC-%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%93%E3%81%84%E3%81%84
ただ、その後は沢山の馬を集めるのが難しくなったため、
領家と地頭が出してきた神馬の中で、予選を勝ち抜いた2頭が
神事に参加するというスタイルに変わったそうです。
参考:https://www.oourajinja.com/%E7%AB%B6%E9%A6%AC%E7%A5%9E%E4%BA%8B
40頭の馬の行列、今見ても絶景だったことでしょうね(*^^)v
さて、この競馬神事。他にも珍しいポイントがあるのですが…
それについては、また次回!
2026-01-09 (Fri)
こんにちは!ODCです。
岡山にも、午年にちなんだ面白い神社があります。それは…
「大浦神社」です!

出典:https://www.okayama-kanko.jp/spot/detail_11585.html
大浦神社は、浅口市寄島町に建っています(^◇^)
言い伝えによると…
3世紀頃に神功(じんぐう)皇后が、志半ばで崩御した仲哀天皇の御意志を継ぎ、
新羅・百済・高句麗を服属させました。

出典:https://shinwanosekai.info/jungukougou.php
そして帰還する途中、吉備国の小さな島(三郎島)に舟をお寄せになり、
天地のあらゆる神様を祀ったそうです。
それ以来、この島は「寄島」と呼ばれるようになりました(・∀・)
平安時代には、安倍晴明が寄島に、
仲哀天皇・神功皇后・応神天皇(仲哀天皇の皇子)を神様として奉りました。
戦国時代になると、これらの神様は鴨川城主だった
細川通董(みちただ)によって、現在の場所に遷されました。
やがて明治2年に「大浦神社」と名を変え、
今に至るということです(*^^)v
参考:https://www.oourajinja.com/%E5%A4%A7%E6%B5%A6%E7%A5%9E%E7%A4%BE%
E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

細川通董の肖像。戦国武将である細川藤孝・忠興親子とは、遠縁にあたるそうです。
出典:https://www.city.asakuchi.lg.jp/page/2058.html
岡山と伝説の帝の巡り合わせが、なかなか面白いですね(^◇^)
馬とのかかわりについては、後編➁で。
2026-01-08 (Thu)
こんにちは!ODCです。
午年にちなんだ、神社の紹介を続けます。
お次は、東京都葛飾区にある「五方山 熊野神社」。

出典:https://jinjamemo.com/archives/gohozankumanojinja.html
平安時代に、安倍晴明によって建立された神社です。
古の中国に由来する、陰陽五行説
(世界は対になる物と、5つのグループ〔木・火・土・金・水〕に分かれた
自然との組み合わせで、成り立つという思想)を踏まえて、
三十間五角(一辺が約55mの正五角形)型の境内に神社を建てたことから、
「五方山」の名前がついたと言われています。
参考:https://jinjya.kumano-kids.com/?page_id=42
この形の境内は、まさに唯一無二!
また、神馬としてポニーが飼育され、触れ合い体験等のイベントで活躍しています(^◇^)
さて、ここでクイズ!
神社でお馴染みの「絵馬」。その誕生に関わる神社が京都にあるのですが、
それは一体どこでしょう?
A 北野天満宮
B 貴船神社
C 晴明神社
正解は…
「B 貴船神社」でした!

出典:https://www.veltra.com/jp/guide/domestic/spot-domestic/1184/
この神社は水の神様を祀っており、雨を願う時には黒い馬、
晴れを願う時には白い馬をお供えしていたそうです。
これが形を変えて、現在の「絵馬」になったと言われています!
参考:https://www.shofukudo.jp/c/column/horse-shrine
他にも、よさこい節に登場するヒロイン「お馬」を祀った神社が、
高知県須崎市にありますよ(*^^)v

出典:https://sta2020.com/susaki_info/tourism/759/
さて、午年ゆかりの神社は、何と岡山にもあるそうで…?
この続きは、また後日。
2026-01-07 (Wed)
こんにちは!ODCです。
遂に2026年が始まりましたね。
今年の干支は「午」(しかも、60年ぶりの丙午!)
ということで…
新年初のトピックは、馬にまつわる神社です(・∀・)
馬は古の時代から現代まで、人間の生活を支えてきました。(例:農耕、運搬等)
最近では、『風の向こうへ駆け抜けろ』や『ザ・ロイヤルファミリー』のおかげで、
競馬や騎手に関心を持つ人も増えていますね(*^^)v
(この2作品は、映像化もされました)

出典:https://www.amazon.co.jp/%E9%A2%A8%E3%81%AE%E5%90%91%E3%81%93%E3%81%86%E3%
81%B8%E9%A7%
86%E3%81%91%E6%8A%9C%E3%81%91%E3%82%8D-%E5%8F%A4%E5%86%85%E4%B8%80%E7%B5%B5-ebook/dp/B073W81Z1D

出典:https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%83%
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AE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89-%E6%97%A9%E8%A6%8B%E5%92%8C%E7%
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A4%E3%83%AB%2Cdigital-text%2C183&sr=1-1
今回は日本にある、ユニークな馬の神社を紹介しましょう。
まずは、北海道浦河町にある「西舎(にしちゃ)神社」。

出典:https://jinja-bukkaku.net/detail.htm?jbId=163214
この神社がある日高地方は、サラブレッドの産地としても有名です。
新年になると、JRA日高育成牧場のスタッフが、
サラブレッドやポニーに乗ってお参りする「騎馬参拝」が行われます。
参考:https://www.shofukudo.jp/c/column/horse-shrine
大名行列ならぬ「JRA行列」が、神社に向かってゆったりと進んでいく様は、
なかなか見ごたえがありそうですね(^_^)/
次回、中編に続きます!