
「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?
2025-03-11 (Tue)
こんにちは!ODCです。
ODCにとって、2025年初のBIGニュースが飛び込んできました。
何と、ODC部員の作った短歌が選ばれて、宇宙を飛んだのです!
きっかけは、関西高校のSFコースと国立進学コースが冬季補習で、
「宇宙に短歌を打ち上げる」というプロジェクトに応募したことでした。
出典:投稿者の携帯電話
チラシによると、このイベントは…
《宇宙で花巻を盛り上げるUP花巻が岩手県立花巻北高校と共同で行っている衛星開発プロジェクト》だとか。
元々は、町おこしの一環として始まったものだったようです(・∀・)
花巻市といえば、宮沢賢治。
そして、宮沢賢治といえば、
「銀河鉄道の夜」・「よだかの星」・「双子の星」等、
宇宙にちなんだ童話が色々ありますよね(*^^)v
出典:https://www.amazon.co.jp/%E5%8F%8C%E5%AD%90%E3%81%AE%E6%98%9F-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%AB%A5%E8%A9%B1%E5%90%8D%E4%BD%9C%E9%81%B8-%E5%AE%AE%E6%B2%A2-%E8%B3%A2%E6%B2%BB/dp/4039633504
さて、全国から集まった短歌の上の句・下の句は、厳正な審査を経て、夜空へと打ち上げられます。
今回選ばれたのは、ODC部員で国立進学コースに在籍している、Mさんの作品です!
彼の詠んだ上の句は、岩手県立花巻北高校の生徒が詠んだ下の句と共に、つかの間の宇宙旅行を楽しみました(^◇^)
Mさん、やりましたね!素晴らしい‼
ちなみに今回の話は、本人が1番びっくりしたとのこと。
プロジェクト参加がきっかけで、思わぬ才能が開花するかもしれませんね。
改めて、おめでとう\(^o^)/
2025-03-01 (Sat)
こんにちは!ODCです。
柚木沙弥郎さんのお話を続けます。
まずは、こちらのクイズから。
柚木さんが手がけた作品である、「サーカス」と「魔法のことば」。
これら2作品は、倉敷の意外な場所で展示されています。それは一体どこでしょう?
A 倉敷中央図書館
B 倉敷国際ホテル
C 倉敷中央病院
正解は…
「C 倉敷中央病院」でした!
「サーカス」は、柚木さんがこの病院のために制作した染色画です。
「魔法のことば」は柚木さんの絵本で、ある先住民の詩がモチーフになっています。
さて、院内のどこにあるかというと…
出典:https://www.kchnet.or.jp/about_us/sanpo/
小児科の待合室の中です!
そして、倉敷中央病院を作ったのは、あの大原孫三郎さんなのです(*^^)v
この病院には、「入院する人も通院する人も、楽しく、快適に過ごせる場所にしたい」という、
大原さんの願いが込められています。
幼い子供達にとって、やはり病院は少し怖いもの。
「夢にあふれたサーカスを見ながら、リラックスして待っていてね」
「大丈夫だよ、怖くならないおまじないをしてあげる。言葉の、不思議な力を信じよう」
これらの素敵な作品からは、柚木さんのそんなメッセージが、聞こえてくるような気がします。
大原さんの始めた美術館が、やがて柳宗悦さんや芹沢銈介さん、
そして柚木沙弥郎さんといった芸術家へとつながっていった―
名所が結んだ不思議な縁に、ワクワクが止まりませんでした(^◇^)
皆さんも、アートの絆を再発見する旅に、出てみませんか?
2025-03-01 (Sat)
こんにちは!ODCです。
大原美術館とゆかりのある、3人目の芸術家のお話です。
今回登場するのは、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さんです!
出典:https://www.joshibi.net/museum/jam/2022/yunoki.html
熱心に指導をされていますね(*^_^*)
父も祖父も芸術家だったという、柚木さん。
東京で暮らしていましたが、学徒動員を経て、終戦後は父の故郷である倉敷へ帰還。
やがて、大原美術館で働くようになりました。
柳宗悦さんの「民藝運動」に関心を持ち、彼の本を愛読していたそうです。
また、芹沢銈介さんの作った型絵染めのカレンダーに衝撃を受け、
弟子入りして染色の技を学びました。
染め物だけでなく、版画や抽象画、絵本の分野でも活躍し、
ユーモアあふれる作品を多く残しています。
岡山県立美術館では、2月14日から3月23日まで、
柚木沙弥郎さんの展覧会を開催しています。
出典:https://okayama-kenbi.info/exh-20250214-yunoki-s/
柚木さんがいかにして芸術家となったのか、その軌跡を辿ることができますよ(・∀・)
次回、後編➁に続きます。
2025-02-26 (Wed)
こんにちは!ODCです。
「大原美術館」と関係がある、2番目の人を紹介します。
出典:https://intojapanwaraku.com/craft/8539/
この人は、芹沢銈介(せりざわけいすけ)さん!
前編で登場した柳宗悦さんと共に、「民藝運動」の立役者として活躍しました。
また、「型絵染め」(「絵を描く・型紙を作る・染物をする」の作業を、1人でする技法)のパイオニアであり、
人間国宝にも認定されました。
彼の発明したこの技法は、今も多くの染色家達に受け継がれています。
ということで、ここでクイズ!
ポスターやカレンダーのデザイナーとしても有名な、芹沢銈介さん。
大原美術館のある場所を設計していますが、
それは次のA~Cのうち、どこでしょう?
A 工芸・東洋館
B 本館
C 分館
正解は…
「A 工芸・東洋館」でした!
この工芸・東洋館、今見てもかなり斬新なのです。
出典:https://rurubu.jp/andmore/article/16729#google_vignette
染物を思わせる鮮やかな赤が、人目を引きますね(・∀・)
この建物では芹沢さんの染物をはじめ、棟方志功さんの版画や、
児島虎次郎さんの集めた美術品等を見ることができます。
館内の設備や展示方法にも、芹沢さんならではのこだわりがうかがえますよ。
皆さん、ぜひ行って確かめてみて下さい(*^^)v
3人目の紹介は、また後日。
2025-02-18 (Tue)
こんにちは!ODCです。
倉敷の有名な観光スポットといえば、「大原美術館」が有名ですね。
今回は、そんな「大原美術館」が縁を結んだ、3人の人物を紹介します!
まずは、こちらの写真をどうぞ。
出典:https://mingeikan.or.jp/about/soetsu/
日本史の教科書にも登場しますね(*^_^*)
この人は、柳宗悦(やなぎむねよし)さん!
柔道の生みの親である、加納治五郎さんは叔父にあたります。
職人の手によって生み出された、素朴な食器や道具を「民藝品」と定義し、
その価値や美しさを広める運動である、「民藝運動」を行いました。
大原美術館と、どのようなかかわりがあったかというと…
大原美術館の創設者である大原孫三郎さんと、息子の大原總一郎さんが、
「民藝運動」の支援者だったのです!
大原孫三郎さん 出典:https://www.kurabo.co.jp/sogyo/
大原總一郎さん 出典:https://kids.takahashiryuiki.com/izinkenzin/%E5%A4%A7%E5%8E%9F%E3%80%80%E7%B8%BD%E4%B8%80%E9%83%8E/
1928年の、大礼記念国産振興東京博覧会に出展した柳さん。
やがて、日本初の民藝館を作りたいと望むようになり、企画を考え始めました。
以前から、柳さんの民藝運動に深く共感していた大原孫三郎さん。
彼の美術館設営の話を聞き、何と金銭面で援助をしてくれたのです!
こうして「日本民藝館」はめでたく開館し、柳さんが初代館長となりました(*^^)v
そして倉敷には、大原總一郎さんの強い意思によって「倉敷民藝館」が設立されました!
柳宗悦さんと倉敷の意外なエピソードに、こちらまで心が温かくなりました(^◇^)
次回、中編をお楽しみに!