保護者の方へ(治癒証明書など)

OKAYAMAディスカバリークラブ

「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?

顧問
田中陽子/三宅圭子/徳永史恵/髙原恭一
部員数
1年生 0名 /2年生 2名 /3年生 0名 合計2名
活動場所
4階国語科準備室、本校第2棟部室
戦歴
校誌「みかど」寄稿「関西高校卒業生~芥川賞作家 石川達三氏のこと~」

2024-04-12 (Fri)

2年部員、やりました!

こんにちは!ODCです。

4月12日の午後は、生徒会オリエンテーションの一環である、部活動紹介が行われました。

運動部や文化部が登場し、部の面白さや得意技をアピールします。
ODCからは、2年部員が参加しました。

紹介スライドを背景に、ODCのモットーや「好き」を究める楽しさを、しっかり伝えてくれました!


スライドの一部


発表風景

大勢の生徒を前に、かなり緊張したことでしょう。しかし、その中で堂々と振る舞う姿を、顧問一同誇らしく思いました(*^^)v


2人とも、よく頑張りました!

自分の「推し」が見つかる部活、ODC。
これからもどうぞ、よろしくお願いします(^◇^)

2024-04-03 (Wed)

古の都で大発見! その3

こんにちは!ODCです。

木簡のお話、いよいよ最終回です。

今回見つかった木簡は、聖武天皇が即位した時の、大嘗祭献上品に付けられていました。
聖武天皇といえば、東大寺の大仏造立や、国分寺・国分尼寺の建立を行った帝として有名ですね。


出典:https://traveltoku.com/toudaiji/


出典:https://www.okayama-kanko.jp/fc/location/12956

この木簡が持つ、もう1つの面白いところ、それは…

見つかった年が、聖武天皇即位からちょうど1300年目にあたるというところです!

彼が即位したのは神亀元年(724年)、そして今年は令和6年(2024年)。
節目の年にこれらの木簡が発掘されたことは、ただの偶然ではないような気がします(・∀・)

奈良時代の大嘗祭がどのように行われたのか、平安時代の大嘗祭とは何が違うのか。
今後の研究が楽しみですね!

2024-04-01 (Mon)

古の都で大発見! その2

こんにちは!ODCです。

前回に引き続き、平城京跡で出土した木簡のお話です。


出典:2024年 3月20日付の産経新聞

記事によると、今回発見された木簡のうち、「大嘗」と書かれたものは全部で4つ。

そのうち1点は、備中国の哲多郡(岡山県の北西部)からの献上品につけられていました。
そして、備中国小田郡(岡山県の南西部)からの献上品にも、「神亀元年」(724年)と記された別の木簡がついていたそうです。

ここでクイズ!

大嘗祭で、哲多郡と小田郡から献上されたもの。正しい組み合わせは次のA~Cのうち、どれでしょう?

A 葡萄・梨
B 鰆・黒大豆
C 荒炭・白米

正解は…

「C 荒炭・白米」でした!

記事ではさらに、平安時代の歴史書「続日本書紀」にも触れています。
大嘗祭では、その年に収穫した穀物を供えるという、仕事を行う国
(「由機国」と「須機国」)があったそうです。

そして、この役割を担っていた国の1つが、何と備前国(岡山県南東部)でした!
備前国と備中国、これら2つの国が宮中行事に深く関わっていたとは、不思議な縁を感じますね(・∀・)

さてこの木簡、実はもう1つ面白いところがあるのですが…
その続きは、また後日。

2024-04-01 (Mon)

古の都で大発見! その1

こんにちは!ODCです。

大河ドラマ『光る君へ』の影響で、平安京や平安時代に注目が集まっていますね。
平安京よりもさらに昔の奈良時代には、「平城京」と呼ばれる都がありました。

その平城京の跡地から、珍しい木簡が見つかりました!


出典:2024年 3月20日付の産経新聞

よく見ると、木簡に「大嘗分」という文字がありますね^_^

大嘗祭とは、天皇が新しく即位した後に行う、大変神聖な儀式です。
天皇が、その年に収穫された穀物を神々に捧げ、かつ、それを召し上がります。

儀式には、国民が健やかであってほしい、しっかりと穀物が育ってほしいという願いが込められています。

この表記がされている木簡は初だったため、思わぬ発見となりました!

ちなみに今回出土した木簡、何と岡山と関わりがあるそうで…?

次回、その2に続きます!

2024-03-15 (Fri)

突撃!林原美術館 後編

こんにちは!ODCです。

後編は、林原美術館の展覧会をリポートします!

現在ここでは、「歌心-古典文学と和歌のしらべ-」と題した展示を行っています。


出典:投稿者の携帯電話

大河ドラマ『光る君へ』と連動して、紫式部や清少納言をはじめ、多くの歌人達の作品が紹介されています。
また、岡山の殿様による『源氏物語』等の自筆資料、物語とリンクさせた工芸品もあり、かなり充実しています。

ここでクイズ!

今回の展示で登場した岡山藩主の中に、『百人一首手鑑』を手掛けた、池田光政がいます。
彼の母鶴姫は、ある戦国武将の娘として知られています。その武将は一体誰でしょう?

A 榊原康政
B 加藤清正
C 蜂須賀小六

正解は…

「A 榊原康政」でした!

榊原康政といえば、本田忠勝や井伊直政と並んで、「徳川四天王」の1人ですね。
鶴姫は、この康政の次女です。10歳で徳川秀忠の養女に迎えられ、池田輝政の長男である、
利隆に輿入れしました。その間に生まれたのが、池田光政・恒元兄弟です。

つまり光政は、榊原康政と徳川秀忠、そして池田輝政の孫なのです。

さらに、以前ブログで登場した、池田忠継・忠雄兄弟と督姫も、何と光政の親戚にあたります!

徳川家だけでなく、家康を支えた人がこのような形で岡山とつながっていたとは、
歴史は本当に面白いですね(^◇^)

岡山の歴史の奥深さと、雅な古典の世界を味わえる、この展示会。
皆様、ぜひお楽しみ下さい!

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