保護者の方へ(治癒証明書など)

OKAYAMAディスカバリークラブ

「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?

顧問
田中陽子/三宅圭子/徳永史恵/髙原恭一
部員数
1年生 0名 /2年生 7名 /3年生 0名 合計7名
活動場所
4階国語科準備室、本校第2棟部室
戦歴
校誌「みかど」寄稿「関西高校卒業生~芥川賞作家 石川達三氏のこと~」

2024-11-28 (Thu)

龍にちなんだ作家達 第5回 後編

こんにちは!ODCです。

前回に引き続き、後藤竜二さんのお話です。

まずはこちらのクイズから。

坪田譲治さんから後藤さんに児童文学のバトンが渡ったように、
後藤さんから児童文学のバトンを受け取った、岡山出身の作家がいます。その人は一体誰でしょう?

A 小川洋子
B あさのあつこ
C 原田マハ

正解は…

「B あさのあつこ」でした!

あさのさんといえば、青春スポーツものや時代小説、恋愛ものにディストピア小説等、
幅広い作品を手掛けることで有名ですね(^◇^)

あさのあつこさんと後藤竜二さんの交流は、52年前まで遡ります。

1972年、青山学院大学の学園祭で、児童文学サークルがあるイベントを開催しました。


出典:https://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyama.html

後藤さんはイベントで講師として参加し、指導を行ったり学生らと討論を行ったりしたそうです。
あさのさんは何と、このイベントで幹事をしていたのです!

また、後藤竜二さんは当時、全国児童文学同人誌連絡会『季節風』を主宰していました。
フェスティバルでの出会いから18年後、あさのさんは後藤さんに勧められて、『季節風』のメンバーになりました。

これを受けて彼女が書いたのが、デビュー作『ほたる館ものがたり』です(^_^)/


出典:https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BB%E3%81%9F%E3%82%8B%E9%A4%A8%E7%89%A9%E8%AA%9E-1-%E3%83%94%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AB%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%82-1-4/dp/4861763576

あさのさんは後藤さんを敬愛し、彼が亡くなった後は、『季節風』の代表も務めたといわれています。

2人の師弟愛と、坪田譲治さんの意志が時代を越えて受け継がれたことに、胸がいっぱいになりました。

この冬は、後藤さんやあさのさんの作品を、色々楽しんでみるのはいかがでしょう?

2024-11-25 (Mon)

龍にちなんだ作家達 第5回 前編

こんにちは!ODCです。

久々の「龍にちなんだ作家達シリーズ」。

今回登場する作家は、坪田譲治さんとも縁がありますよ。

その人の名前は、後藤竜二さん!(著作権がまだ切れていないため、写真は無しです)

野球部の新主将に選ばれた、少年の奮闘を描く『キャプテン』シリーズや、
多感な少年少女達の心情を真っ直ぐに表現した、『12歳たちの伝説』シリーズで知られています(*^^)v


出典:https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%86%E3%83%B3%E3%81%AF%E3%81%A4%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%9C-%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E9%9D%92%E3%81%84%E9%B3%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%BE%8C%E8%97%A4-%E7%AB%9C%E4%BA%8C/dp/4061470248/?_encoding=UTF8&pd_rd_w=Duv5d&content-id=amzn1.sym.b88d94eb-865c-40c1-891c-1e8277b638b4&pf_rd_p=b88d94eb-865c-40c1-891c-1e8277b638b4&pf_rd_r=355-3388433-9533310&pd_rd_wg=NQJgr&pd_rd_r=f456b445-7c0c-4123-8399-c4c05ae036de&ref_=aufs_ap_sc_dsk


出典:https://www.amazon.co.jp/12%E6%AD%B3%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E4%BC%9D%E8%AA%AC-%E9%A2%A8%E3%81%AE%E6%96%87%E5%AD%A6%E9%A4%A82-%E5%BE%8C%E8%97%A4-%E7%AB%9C%E4%BA%8C/dp/4406027459/ref=pd_vtp_h_pd_vtp_h_d_sccl_2/355-3388433-9533310?pd_rd_w=gfMh0&content-id=amzn1.sym.a075abab-259f-40c3-bc0f-76d5f3149ef5&pf_rd_p=a075abab-259f-40c3-bc0f-76d5f3149ef5&pf_rd_r=NRVC780GDP9PYH8ZT91W&pd_rd_wg=9wHgl&pd_rd_r=2c7ebc8e-f45a-4d76-a773-59be7a6fe004&pd_rd_i=4406027459&psc=1

彼が、坪田さんとどのような関わりがあったかというと…

何と、同じ大学サークルの、先輩と後輩だったのです!

早稲田大学に入学した坪田さんは、浜田廣介さん・小川未明さんらと共に、
早大童話会というサークルを立ち上げました。

このサークルから、寺村輝夫さんや今西祐行さん、古田足日さん等、
有名な童話作家達が誕生したと言われています(^_^)/

やがて早大童話会は、「少年文学宣言」を経て、
「少年文学会」に名前を改めました。この少年文学会に在籍していたのが、後藤竜二さんだったのです!

坪田譲治さんの意志を、このような形で後輩が引き継いだと思うと、
嬉しい気持ちになりますね(・∀・)

この続きは、また後日。

2024-11-11 (Mon)

熱い思いをラジオに乗せて 後編

こんにちは!ODCです。

前回の展示の話を続けます。


出典:投稿者の携帯電話

ギャラリーでは、山陽新聞の記事やオンエア情報も、併せて展示しました。

部員達が、今回の取り組みで坪田譲治さんに関心を持ち、
さらに作品を読んで、その世界を楽しめるようになると嬉しいですね(・∀・)


出典:投稿者の携帯電話

見に来て下さった皆様、本当にありがとうございました!

そして、ラジオを聴いて下さった皆様にも、部員達の熱い思いが届きますように(*^^)v

2024-11-11 (Mon)

熱い思いをラジオに乗せて 前編

こんにちは!ODCです。

11月9日(土)に、2024年最後のオープンスクールが開かれました。

今回の「文化部ギャラリー」でODCは、10月に制作したラジオ番組について、展示を行いました!


出典:投稿者の携帯電話

写真を見ても、本当に楽しそうな様子が伝わってきますね^_^

坪田譲治さんの童話の推しポイントを語ったり、彼の意外な横顔
(実家はかなり裕福だった・決して夢を諦めずに努力して、ついに偉大な作家になった等)を話したりして、
部員達が頑張る姿を紹介することができました!

次回、後編をお楽しみに。

2024-10-30 (Wed)

岡山の妖でハロウィン!後編

こんにちは!ODCです。

岡山ゆかりの、妖の話をつづけます。

ところで、岡山の妖といえば、「鬼」がいますよね(*^^)v

例えば吉備津彦と戦い、死後は吉備津神社で吉凶を占う鬼、「温羅」はその代表格。

しかし他にも、岡山ゆかりの有名な鬼がいます!

その鬼の名は、「阿久良王(あくらおう)」。
倉敷市児島の由加山に生息し、大変な乱暴者だったと言われています。


出典:https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=21678

ここで、クイズ!

この阿久良王は、ある有名な人物によって討ち取られました。彼を退治したのは、一体誰でしょう?

A 和気清麻呂
B 源頼光
C 坂上田村麻呂

正解は…

「C 坂上田村麻呂」でした!


出典:
https://sekainorekisi.com/glossary/%E5%9D%82%E4%B8%8A%E7%94%B0%E6%9D%91%E9%BA%BB%E5%91%82/

坂上田村麻呂といえば、蝦夷を討伐した将軍として有名ですね。

『日本怪異妖怪事典 中国』によると、

将軍は旅の途中で、謎の老人に秘薬を授けられました。
彼はそれを使って、阿久良王やその家臣と戦ったそうです。

成敗された阿久良王は、「由加山の神様の使いとして、これからは力を尽くす」と誓い、
死後に75匹の白狐へと姿を変えました。

それ以来、近所の人に災難が起こると、必ず75匹の白狐が助けたのだそうです^_^

他にも岡山には、狐つながりで「おさん狐」、不思議な「鍋底狸」、水島合戦の幽霊等、様々な伝説があります。

この機会に、岡山の妖をあれこれ調べてみるのも、面白いかもしれませんね(・∀・)

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