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2025-06-19 (Thu)
こんにちは!ODCです。
皆さんは、『十五少年漂流記』を知っていますか?
フランスの作家、ジュール・ヴェルヌの代表作で、
「子供の頃に読んだ!」という人もいるかもしれませんね(・∀・)
ところでこの作品、ある人物のおかげで「十五少年」の題名が定着しました。
それが、今回紹介する、森田思軒(しけん)さんです!
出典:https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/6107/
なかなか彫りの深い顔立ちの人ですね。
森田さんは、明治時代に活躍した翻訳者。何と、岡山ゆかりの人なのです(*^_^*)
(小田郡笠岡村〔今の笠岡市中央町〕出身)
青年期に、英文学や漢学を学んだ森田さん。いくつかの新聞社で働いた後、
『萬朝報』(よろずちょうほう)という新聞社にスカウトされました。
『萬朝報』に入社後は、翻訳をはじめ、随筆や批評の執筆にも力を注ぎました。
同時代に活躍した作家であり、翻訳家でもあった黒岩涙香さんと並んで、「翻訳王」と呼ばれました。
特に森田さんの訳した『十五少年』は、
当時の若者達が夢中になって読んだのだとか(^_^)/
参考:https://kambun.jp/writers/morita-shiken.htm
今も多くの人を魅了する名作が、岡山の人によって見出され、
形を変えて後世まで残り続けたというのは、なかなか面白いですよね!
さて、森田さんのすごいところはこれだけではありません。
次回、後編をお楽しみに!