
岡山に隠された、「面白いもの」や「楽しいもの」を追究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。本や歴史、鉄道等、アプローチの仕方は君次第。普段は自分のペースで、興味のある分野を色々調べます。長期休みになると、美術館や博物館探訪等の校外活動も行います。「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?
2023-05-28 (Sun)
こんにちは!ODCです。
今月の部長の一言はこちら。
「疲れは意外なところに出る。だからこそ、余裕を持って生活しよう」
この言葉を聞いて、ハッとしました。
「忙しさにかまけて、自分の時間を作れていない。そんなことはなかったか?」
「心にゆとりが持てず、イライラしてはいなかったか?」
そう自分を反省する、良い機会になりました。
「楽しく・ゆったり・自分らしく」を大切にするのが、ODCです。部長の一言が、心に沁みました。
2023-05-23 (Tue)
こんにちは!ODCです。
延養亭にまつわるお話あれこれも、いよいよ最終回!
前回、延養亭の龍の絵を描いた、池田遙邨さんのことを紹介しました。その時にもう1ヶ所、彼の絵が見られる場所がある、と書きましたね。もう1つの作品は、ここで見られます。
出典:https://www.twilightexpress-mizukaze.jp/discover/issue_15.html
何をする場所か分かりますか?
ここは、池田綱政が作らせた能舞台。綱政は能が大好きで、自分でもしばしば舞っていました。藩主としては珍しく、家臣の家族や庶民も、能の鑑賞会に招待したことで有名です。ちなみに遙邨さんの作品は、後ろの松の絵です。
出典:https://www.twilightexpress-mizukaze.jp/discover/issue_15.html
実は延養亭、戦争で1度焼失しています。しかし、その後修復作業が行われ、1958年に復活。池田遙邨さんの松の絵は、この時に描かれたといわれています。
知れば知るほど奥が深い、延養亭。皆さんもぜひ見に行ってみて下さい!
2023-05-23 (Tue)
こんにちは!ODCです。
前回に引き続き、延養亭について紹介します。延養亭は右手にお茶室がついていて、そこには巨大な龍の絵が描かれています。ということで、ここでクイズ!
延養亭の龍の絵は、岡山のある画家が手掛けたといわれています。その画家は一体誰でしょう?
A 小野竹喬
B 池田遙邨
C 竹久夢二
正解は…
「B 池田遙邨」でした!池田遙邨さんは倉敷出身の画家で、動物が登場するほっこりした絵が有名です。
出典:https://www2.city.kurashiki.okayama.jp/kcam2/collection/yoson_works/07.html
彼は旅と自然が大好きで、日本各地を巡ったといわれています。晩年は、種田山頭火の俳句をモチーフにした作品にも取り組みました。
出典:https://www.city.kurashiki.okayama.jp/item/140860.htm
延養亭にある大迫力の龍の姿、ぜひ探してみて下さい!池田遙邨さんの他の絵画は、倉敷市立美術館でも鑑賞できますよ。
ちなみに、池田遙邨さんの絵は延養亭でもう1ヶ所、見られる場所があります。その場所とは…?次回、後編に続きます!
2023-05-23 (Tue)
こんにちは!ODCです。
皆さんは、「延養亭」を知っていますか?
出典:http://tabinokiroku2.web.fc2.com/okayama/kourakuen2.html
延養亭は、岡山藩主であった池田綱政が、家臣の津田永忠に命じて作らせた建物です。後楽園の中にあり、春と秋の年2回しか入れません。現在は、5月22日~28日までの期間で、春の特別公開が行われています。(延養亭の受付で、時間の予約が必要)
ということで、ここでクイズ!
延養亭は、何をするための建物として使われたでしょうか?
A 藩主の居間として使う建物
B 藩主の寝所として使う建物
C 藩主の別荘として使う建物
正解は…
「A 藩主の居間として使う建物」でした!延養亭は何と、後楽園の眺めが1番美しく見える場所なのです!岡山藩の藩主や訪問者達は、のんびりしながら、四季折々の風景を楽しんだと言われています。皆さんも延養亭で、心ゆくまで殿様気分を味わってみませんか?
次回は中編、お楽しみに!
2023-05-17 (Wed)
こんにちは!ODCです。
前回に引き続き、文藝雑誌部と郷土研究部の取り組みを紹介します。
まずは、こちらのクイズから。
戦国大名 池田輝政の継室として迎えられた督姫。この姫君は、備前岡山藩藩主を務めた、池田忠継・忠雄兄弟の母でもあります。そんな彼女は、ある戦国武将の娘として有名です。その武将は一体誰でしょう?
出典:https://rekisiru.com/14585
A 織田信長
B 北条氏政
C 徳川家康
正解は…
「C 徳川家康」でした!督姫は、家康の次女にあたります。大河ドラマ『どうする家康』でも少しだけ登場した彼女が、実は岡山と深い縁があったなんて、意外ですね。
郷土研究部の元副部長は、卒業制作で論文に挑戦しました!歴史好きの彼は、「岡山の歴史や文化を用いた、郷土学習の必要性」をテーマに設定しました。そして、様々な調査や学校の実践例を用いて、論文を書き上げました。そこには、岡山の文化をはじめ、先ほどの池田輝政や督姫の名前も登場しています。
この作品は、関西高校が年1回発行している冊子「みかど」(令和4年度)に掲載されました!
彼の取り組みはこれだけではありません。オープンスクールでは、関西高校のOBで経団連の会長も務めた、土光敏夫さんの研究発表を行いました。
文化祭では動画作りも行い、文藝雑誌部・郷土研究部、双方の活動に貢献しました!
ODCでは、これら先輩達の活動を踏まえて、さらに活動の幅を広げていきたいと考えています。
岡山の文芸作品や歴史の探究はもちろん、それ以外の皆さんの「これを極めたい!」を応援します。
ODCを、これからもどうぞよろしくお願い致します!