「面白いもの」や「楽しいもの」を探究する、それがOKAYAMAディスカバリークラブです。文学や歴史はもちろん、アニメや漫画、鉄道等、アプローチの仕方は無限大。長期休みには、美術館や博物館探訪等の校外活動のチャンスもあります!「楽しく・ゆったり・自分らしく」がモットーのODCで、充実した3年間を過ごしてみませんか?
2025-08-29 (Fri)
こんにちは!ODCです。
皆さんは、レフ・トルストイさんを知っていますか?

出典:https://fineartamerica.com/featured/1-leo-tolstoy-1828-1910-russian-writer-everett.html
トルストイさんは、19世紀のロシアで活躍した作家です。
『戦争と平和』、『アンナ・カレーニナ』等の壮大な長編を書いたほか、
『イワンの馬鹿』のような親しみやすい物語も手がけました。
戦争を体験したことから平和を希求し、思想家としての顔も持っていたと言われています。
そんなトルストイさんは、何と岡山と意外な形でつながっています!
彼とゆかりのあった岡山県人、それは…
小西増太郎さんです!
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出典:『小西増太郎・トルストイ・野﨑武吉郎―交情の軌跡』太田健一、2007年
小西さんは、かつて岡山県に存在した、上道郡門田村で生まれました。
成長すると、製塩と新田開発で名を馳せた大庄屋、野崎家で働き始めました(・∀・)
彼に転機が訪れたのは、1879年。岡山へ布教に来た、ハリストス正教会
(キリスト教の3大宗派の1つ)の考え方に感銘を受け、信者になったことでした。
これをきっかけに、小西さんはロシアへ渡り、神学を勉強したいと強く願うようになりました。
そこで彼は、野崎家を辞めて上京し、ニコライ神学校で修業を始めました(^◇^)
そして1887年、ニコライ神学校を卒業した小西さんは、
駐ロシア公使だった西徳二郎さんの協力を得て、ついに憧れのロシアへ!
参考文献:『小西増太郎・トルストイ・野﨑武吉郎―交情の軌跡』太田健一、2007年
トルストイさんとの出会いや、交流の様子はどのようなものだったのか?
次回を、どうぞお楽しみに!
2025-08-01 (Fri)
こんにちは!ODCです。
歌舞伎特集の話を続けます。
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さて、こちらは何かというと…
何と、前回紹介した『彦山権現~』の台本の、英語版と中国語版なのです!
部員のYさんによると…
現在は訪日する海外の方が多く、もしかしたらオープンスクールに来て下さるかもしれない。
いくつかの言語のバージョンを作って置いておけば、
そのようなお客様も展示を楽しんで下さるにちがいない、とのこと。
日本以外から来たお客様にも、心遣いを欠かさない姿に、
「なるほど、そういう視点もあったか!」と驚かされました(^_^)/
IさんとYさん、2人の素晴らしい展示のおかげで、ODCの魅力を沢山の人に伝えられました。
本当にありがとう!そしてお疲れ様でした(*^^)v
そして、ODCの展示を見て下さった皆様も、ありがとうございました!
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2025-08-01 (Fri)
こんにちは!ODCです。
文化部ギャラリーでお披露目された、ODCの展示。続いてはこちらです!
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この展示を作ったのは、1年生部員のYさん!
歌舞伎が大好きな彼は、「奥が深いぞ!日本の歌舞伎」と題して、お気に入りの演目である、
『彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)』の魅力を熱く語ってくれました(*^_^*)
『彦山権現~』は、力持ちで武術に優れた女性 お園と、
同じく剣の名手で気の優しい青年 毛谷村六助の物語です。
恋愛の場面やバトルの場面等、見どころが満載です。
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こちらが、実際のト書きをノートに書いたもの。気合十分です!
ちなみにこの下には、『彦山権現~』を見た時の感想が置かれていました。
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こちらの絵画は、何とYさんが描いています!
歌舞伎のワンシーンが、よくとらえられていますね(・∀・)
さて、彼のすごいところはこれだけではないのですが…
次回、その4に続きます!
2025-08-01 (Fri)
こんにちは!ODCです。
ザリガニ特集の話を続けます。
さて、なぜロブスターはこれほど長生きなのでしょうか?
部員のIさんによると…
通常のザリガニが殻だけ脱皮するのに対し、
ロブスターは、脱皮で内臓も生まれ変わるとのこと。
これを何度も繰り返すため、上手くすれば長生きすることが可能なのだそうです(*^_^*)
また、生物の染色体の両端には、「テロメア」というものがついています。
これがだんだん短くなると生物は老化し、やがて死を迎えます。
しかしロブスターの場合は、「テロメラーゼ」という酵素が活性化しているおかげで、
「テロメア」が短くならず、老化が抑えられているのだとか。
何と奥が深い…!
これぞ生命の神秘ですね(*^^)v
他にもIさんは、餌や遺伝的な要因で青くなった、ザリガニの紹介も行いました。
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これは、ミステリークレイフィッシュというザリガニの青バージョンです。
見ているだけで、涼しい気分になりますね(^◇^)
もう1人の部員の展示も、どうぞお楽しみに!
2025-08-01 (Fri)
こんにちは!ODCです。
7月27日(土)に、第1回オープンスクールが開催されました(・∀・)
文化部ギャラリーでは、部員2名の力作が揃いました!
まずは、こちらの写真をどうぞ。
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これを作ったのは、2年生部員のIさん!
動物が大好きな彼は、「世にも不思議なザリガニワールドへようこそ!」と題して、
ニホンザリガニやウチダザリガニをはじめ、様々なザリガニの写真を展示しました(^_^)/
ということで、この展示からクイズ!
ザリガニの中でも、屈指の長寿を誇るロブスター。
では、最も長生きなロブスターの記録は、一体何年でしょうか?
A 55年
B 140年
C 300年
正解は…
「B 140年」でした!
この続きは、また次回。