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2023-12-16 (Sat)
こんにちは!ODCです。
皆さんは、内田百閒さんを知っていますか?
内田百閒さんは、岡山出身の作家です。代表作としては、電車で日本各地を巡る様子を軽快に書き綴った、『阿房列車』シリーズがあります。他にも幻想的な短編や、随筆を多く残しました。
そんな『阿房列車』で、長年行方不明になっていた2編の原稿が、何と今年発見されたのです!
出典:12月13日付の山陽新聞
この原稿が見つかったのは、青森県。
記事によると、百閒さんが亡くなって5年後(1976年)に、津軽書房という出版社が『阿房列車』シリーズの特別版を出したそうです。刊行にあたって、百閒さんと共に旅した平山さんという方が、原稿を青森県に送りました。その時に原稿が同地に取り残されたのではないかと、岡山県郷土文化財団の研究員の方は語っています。
こうして、行方知れずだった『阿房列車』の直筆原稿は、実に47年ぶりに岡山に帰ってました!
吉備路文学館では、来年1月5日から31日までこの原稿を公開します。
岡山ゆかりの作家アイテムを見て、新年をスタートさせるのもなかなか楽しそうですね(^.^)
百閒さんのお話あれこれ、続きはまた次回。