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2024-03-15 (Fri)
こんにちは!ODCです。
後編は、林原美術館の展覧会をリポートします!
現在ここでは、「歌心-古典文学と和歌のしらべ-」と題した展示を行っています。
出典:投稿者の携帯電話
大河ドラマ『光る君へ』と連動して、紫式部や清少納言をはじめ、多くの歌人達の作品が紹介されています。
また、岡山の殿様による『源氏物語』等の自筆資料、物語とリンクさせた工芸品もあり、かなり充実しています。
ここでクイズ!
今回の展示で登場した岡山藩主の中に、『百人一首手鑑』を手掛けた、池田光政がいます。
彼の母鶴姫は、ある戦国武将の娘として知られています。その武将は一体誰でしょう?
A 榊原康政
B 加藤清正
C 蜂須賀小六
正解は…
「A 榊原康政」でした!
榊原康政といえば、本田忠勝や井伊直政と並んで、「徳川四天王」の1人ですね。
鶴姫は、この康政の次女です。10歳で徳川秀忠の養女に迎えられ、池田輝政の長男である、
利隆に輿入れしました。その間に生まれたのが、池田光政・恒元兄弟です。
つまり光政は、榊原康政と徳川秀忠、そして池田輝政の孫なのです。
さらに、以前ブログで登場した、池田忠継・忠雄兄弟と督姫も、何と光政の親戚にあたります!
徳川家だけでなく、家康を支えた人がこのような形で岡山とつながっていたとは、
歴史は本当に面白いですね(^◇^)
岡山の歴史の奥深さと、雅な古典の世界を味わえる、この展示会。
皆様、ぜひお楽しみ下さい!