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2024-09-28 (Sat)
こんにちは!ODCです。
Irisのメンバーによる、セブ島訪問記を続けます。
これは、水上スラムの様子です。天災の影響を最も受けやすい場所で、
台風やスコール、そして火事に常日頃から悩まされています。
この写真は、ごみスラムです。至る所にごみが散乱していて、衛生状態は非常に悪いです。
500人もの住人がいますが、その多くが貧しい生活を送っています。
部員によると、フィリピン政府は己の利益の事しか頭になく、スラムの存在には目もくれないそうです。
そのため、スラムの住民達は食料が買えない・教育が受けられない・病気になっても治療が受けられない等の、
厳しい環境にさらされています。
また、≪フィリピンでは高卒の場合、清掃員やタクシーの運転手、建設業の手伝いといった肉体労働にしか就けない≫とのこと。
「今回僕が目にしたことは、ほとんどの人が知らない。このような状況を少しでも改善するために、
自分の目で問題を目にすることや問題を知ることが大切だと思う」
セブ島を訪れた部員は、そう語りました。
普段の生活では、自分が恵まれていると分かっていても、往々にしてそれを忘れてしまうものです。
この展示を通して、自身ができることを考え、実行していきたいですね。
真剣に見て下さった、来校者の方