サイトマップ
2024-11-28 (Thu)
こんにちは!ODCです。
前回に引き続き、後藤竜二さんのお話です。
まずはこちらのクイズから。
坪田譲治さんから後藤さんに児童文学のバトンが渡ったように、
後藤さんから児童文学のバトンを受け取った、岡山出身の作家がいます。その人は一体誰でしょう?
A 小川洋子
B あさのあつこ
C 原田マハ
正解は…
「B あさのあつこ」でした!
あさのさんといえば、青春スポーツものや時代小説、恋愛ものにディストピア小説等、
幅広い作品を手掛けることで有名ですね(^◇^)
あさのあつこさんと後藤竜二さんの交流は、52年前まで遡ります。
1972年、青山学院大学の学園祭で、児童文学サークルがあるイベントを開催しました。
出典:https://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyama.html
後藤さんはイベントで講師として参加し、指導を行ったり学生らと討論を行ったりしたそうです。
あさのさんは何と、このイベントで幹事をしていたのです!
また、後藤竜二さんは当時、全国児童文学同人誌連絡会『季節風』を主宰していました。
フェスティバルでの出会いから18年後、あさのさんは後藤さんに勧められて、『季節風』のメンバーになりました。
これを受けて彼女が書いたのが、デビュー作『ほたる館ものがたり』です(^_^)/
出典:https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BB%E3%81%9F%E3%82%8B%E9%A4%A8%E7%89%A9%E8%AA%9E-1-%E3%83%94%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AB%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%82-1-4/dp/4861763576
あさのさんは後藤さんを敬愛し、彼が亡くなった後は、『季節風』の代表も務めたといわれています。
2人の師弟愛と、坪田譲治さんの意志が時代を越えて受け継がれたことに、胸がいっぱいになりました。
この冬は、後藤さんやあさのさんの作品を、色々楽しんでみるのはいかがでしょう?