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2025-01-01 (Wed)
こんにちは!ODCです。
道通神社の話を続けます。
そもそも「道通」とは、蛇の神様のことを指します。
元々は、中国地方や四国地方で「トウビョウ」と呼ばれ、憑き物の1つだったそうです。
出典:『化物づくし絵巻』(作者不詳・江戸時代)
こうして見ると、案外可愛いですね(^_^)/
『日本怪異妖怪事典 中国』によると、
「トウビョウ」は、大切に扱えば家を栄えさせたり飼い主を助けたりしますが、
ぞんざいに扱えば飼い主に襲いかかると言われています。
岡山県では、このトウビョウの祟りが及ばないように、「道通様」と名付けて崇めました。
「道通様」のために作られたのが、「道通神社」だったのですね(・∀・)
そしてこの道通神社、何と、中四国における蛇神信仰の総本山でもあるのです!
また、ここに置かれた祠は、かつて水木しげるさんが《蛇の家》として紹介したこともあったとか。
出典:https://japanmystery.com/okayama/doutuu.html
蛇が妖から神様へ変化し、やがて有名な漫画家と巡り会った―
思わぬつながりに、驚きが止まりませんでした。
巳年に関する神社、皆さんもぜひ訪ねてみて下さいね(*^^)v