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2025-03-01 (Sat)
こんにちは!ODCです。
柚木沙弥郎さんのお話を続けます。
まずはこちらのクイズから。
柚木さんが手がけた作品である、「サーカス」と「魔法のことば」。
これら2作品は、倉敷の意外な場所で展示されています。それは一体どこでしょう?
A 倉敷中央図書館
B 倉敷国際ホテル
C 倉敷中央病院
正解は…
「C 倉敷中央病院」でした!
「サーカス」は、柚木さんがこの病院のために制作した染色画です。
「魔法のことば」は柚木さんの絵本で、ある先住民の詩がモチーフになっています。
さて、院内のどこにあるかというと…
出典:https://www.kchnet.or.jp/about_us/sanpo/
小児科の待合室の中です!
そして、倉敷中央病院を作ったのは、あの大原孫三郎さんなのです(*^^)v
この病院には、「入院する人も通院する人も、楽しく、快適に過ごせる場所にしたい」という、
大原さんの願いが込められています。
幼い子供達にとって、やはり病院は少し怖いもの。
「夢にあふれたサーカスを見ながら、リラックスして待っていてね」
「大丈夫だよ、怖くならないおまじないをしてあげる。言葉の、不思議な力を信じよう」
これらの素敵な作品からは、柚木さんのそんなメッセージが、聞こえてくるような気がします。
大原さんの始めた美術館が、やがて柳宗悦さんや芹沢銈介さん、
そして柚木沙弥郎さんといった芸術家へとつながっていった―
名所が結んだ不思議な縁に、ワクワクが止まりませんでした(^◇^)
皆さんも、アートの絆を再発見する旅に、出てみませんか?